タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

プサンでの観察~5月14日

2011年05月14日 | タカの渡り
やっと一発あてました

 待ちに待った観察初日気分です。やっとそれらしい観察が出来ました。

       

 早朝から観察地の上空を対馬に向かって飛ぶハチクマです。最初の群れが47。

 生身の人間が、ましていい歳をしたじいさん(?)二人がすることですから実際には無理なことですが、もし仮に、今日観察地で夜明けを待つような時間に行っていたらもう少し数えられたかも分かりませんね。

 それは結果論で、その時間に行くためにはそれだけ早く寝ないといけませんし、そのためには夕食も早く、、、、、といろいろなことに対応しないといけません。そのため実際には無理なのですが、、、、、、もし出来るものなら夜明け前から観察してみたかったですね。

 タカ長観察地のように車で乗りつけられる観察地なら良いのですが、タクシーを飛ばして行って、そのあと30~40分歩いて着く観察地ですから、朝暗いうちから観察地に着くことはまぁ不可能です。

 当然のことでしょうが今日の渡りも早朝型。午前中暇になりましたが、我慢して観察していたら12時台から13時台にかけて少し飛びました。

 その間のヒマな時間にハチクマ、サシバ、ハヤブサが観察地のまわりを飛んでくれたので助かりました。そのハチクマも、、、

       

 上を飛ぶかと思えば下も飛び、、、、写真撮影のほうは忙しかったですね。

       

 この観察地には何度も通っていますが、このように展望所の足元を飛んだハチクマを見たのは初めてのことです。

 近くを忙しく飛びまわってくれるのは良いのですが、、、、カメラがそれについて行けませんでした。

       

 これも今日撮影したハチクマです。このような、特徴のあるハチクマをご覧になられたら、そのハチクマは5月14日にプサンを対馬に向けて飛び立ったハチクマだとお考え下さい。

 誰かゲットしてくれないかなぁ???

今日の観察結果

   5月14日      晴

      観察時間       5:30~14:30

          ハチクマ            300
          サシバ              23
          ハイタカ              7
          ハイタカSP             1

    ハイタカ7のうち対馬に向けて渡ったのは5羽です。2羽は海上から観察地に入って来たものです。

    沖から引き返してきたものか、例えば角島あたりからわたって来たものか、確認する方法がありません。

 プサンでの観察も残り少なくなりました。

 もい2発以上当てないと昨年並みの数字になりません。と言うことはハッキリ言って無理ですね。

ちなみにこの観察地での過去の最高記録は2010年5月13日の286羽です。

 その面で言えばこの観察地の新記録を出したことになります。まずはメデタシ、メデタシ。