タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

黙っていることが美徳とは思えないので、、、

2011年05月21日 | 山歩きから
 黙っていることが美徳とは思えないので、今朝はチョッとだけ辛口のことを書かせていただきます。

 昨日行った十種ヶ峰の野外活動センターの職員の対応についてです。

 5月20日の9時ころ私たち13名はマイカー3台に分乗して同センターに着きました。センターで山の最新情報を仕入れ、トイレ休憩などさせて頂くためです。

 ところが前回行ったときとは駐車場の様子が違って進入禁止になっていました。車を降りて利用者らしい人に聞くと、その人は、駐車場はこの下だと一段低いところにある数台分のスペースを指差して言われました。そこでそのスペースに車を移動しようとしたら、センターの裏のほうから軽トラで出てきた職員らしい人がその駐車場の出入り口を軽トラでふさぐかたちに止めて、、、、

 駐車場は下にあること
 トイレはそこのトイレを利用すること、、、、

 などと言われました。一応丁寧な言葉を使ってはいましたが、、、その態度は迷惑なものが迷い込んで来たので早々に追い払いたい、と言っているように見えました。百歩譲っても、お客を迎える態度は微塵も見えませんでした。そのように感じたのはひとりタカ長だけでなく、タカカノも「この種の施設でこのような対応を受けたのは初めてのことだ」と憤慨していました。

 ついでに言えば、その人から言われた駐車場のトイレらしき建物にはロープが巻きつけられていました。私たちがトイレを見つけられなかったのだとは思えないのですが、、、、。

       

 タカ長には山口県にも多くの友だちがいます。そのなかにはこの種の施設の館長をされている人もいます。そのことも頭において書かせていただきますが、、、、、。

 昨日、十ヶ峰の山頂でお会いした山口県の中学校の先生の話では、かつて山口県はこの種の施設の先進県で、県内に九つの施設があったそうです。ところが昨今の社会情勢で老朽化されたものが廃止されたりして、現在は4施設になっているとか。

 その施設も最近は運営管理が民間に委託されていると言うことでした。

 県や市が運営しようが民間が管理しようが、私たち利用者には関係の無いことです。しかし、そのために施設の利便性が失われたり、サービスが低下するとしたらそれは問題です。

       

 この十種ヶ峰の野外活動センターはその機能が変わったのかもわかりません。たとえば宿泊者限定で、一般登山者の利用が出来ないとか、、、、、、、

 それならそれでセンターの前の駐車場だけでなく、そのそばの三叉路のところや下の駐車場にそのことを明記すべきです。

 タカ長は「山と渓谷社」の分県登山ガイド「山口県の山」などで基本的な情報を仕入れて山に行きますが、その種のガイドブックには、問い合わせ先として野外活動センターの名前が明記されています。

 もし登山者がそのセンターに立ち寄って休憩したり、山の最新情報を聞くことが出来ないのなら、その種のガイドブックから施設の名前を削除してもらうべきです。もしそれが不可能だとしたら、その種のガイドブックに名前を明記した責任上、もう少し血の通った対応がされてしかるべきです。

 タカ長たちが渡りを観察しているのは広島市が民間に管理を委託している運動公園です。そこの職員の人は、その施設を利用して頂く人を増やすよう懸命に努力されています。広島も山口もその種の施設の利用実績は問題になるはずですが、昨日タカ長たちが出会った職員のような対応をしていると、利用実績は下がることはあっても上がることはないはずです。

 この種の施設は一般登山者にとって、なかんずく県外から訪れるものにとってある面命ずなとも言えるものです。そのことに留意されてもう少し血の通った対応をして頂きたく、辛口のことを書かせていただきました。

 わが愛する山口県のために書いたつもりですから、その趣旨を誤解されないよう願っています。