タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

シャクナゲを見てきました

2011年05月24日 | 山歩きから
クロボヤ峡のシャクナゲ

 今日の裏山歩きを変更してクロボヤ峡のシャクナゲを見てきました。

 クロボヤ峡は広島県の中央、東広島市福富町上竹仁にある小さな渓谷です。「県内最大規模のシャクナゲ群生地」とパンフレットに紹介されています。

 新聞にも紹介されたり、NHKでも放送されたりして訪れる人が多くなっているようです。仲間が先日見に行ったらまだチョッと早かったようで、今日の裏山歩きの日が見ごろだと判断して予定変更したわけです。

        

 クロボヤ峡は渓谷と湿原とで構成された、長さ1km程度の小さな渓谷です。この渓谷に樹齢50年から100年のホンシャクナゲが500本以上自生しています。しかもそのほとんどが湿地にあり全国的にも希少であるとパンフレットに書かれています。

        

 谷沿いの道は自然林に覆われ、この時期、新緑の季節は涼味満点の散策を楽しむことが出来ます。

        

 その渓谷で何枚もの写真を撮りました。未明まで降った雨の影響か、花がチョッと思いように感じました。シャクナゲの花はたくさんあるのでしょうが、広い渓谷に散在しているので、園芸種を植えた「シャクナゲ園」のようなものを想像して出かけるとがっかりされるかも分かりません。ここはあくまでシャクナゲの自生地なのです。

        

 駐車場のそばの門扉を入って歩き始めましたが、一番奥にある殿様池周辺のシャクナゲは十分楽しめました。やはり行って見てよかったですね。

        

 このクロボヤ峡は東広島市福富町観光協会(電話:082-435-2051)によって管理されています。今年は例年より花が遅れているようです。

 現地の花情報は 080-1940-8186 で確かめることが出来るようです。

 クロボヤ湿原の開門は  4月29日~6月10日 毎日午前9時~午後5時

    入山料   大人(高校生以上)   300円
           団体(10名以上)    200円
           子ども・障害者手帳をお持ちの方  無料

 駐車場の管理もされていますが広くないのでなるべく相乗りしてゆかれると良いと思われます。

 まだしばらくシャクナゲの花が楽しめそうですから、是非一度お出かけされては如何ですか。