タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

トップを歩いて

2018年07月03日 | 山歩きから
雨になりました。今日の裏山歩きはキャンセルです。

このところ毎年のように起こる梅雨末期の豪雨災害、、、今年は大事ないことを願うばかりです。

    

7月1日のファミリー登山、久しぶりにトップを歩かせてもらいました。

というか、、、、トップは人にゆずらないように意識したというか、、、、、。

とにかくキリガ谷の渡渉を終えてから山頂までトップを歩きました。

7月1日は雨の心配はありませんでしたが、終日風が強くて「やまてん」の予報では登山に適さないCランクでした。

そのようななか、登山になれない人や子どもがいるグループで登るのですから、ここはやはりタカ長の出番というわけです。

    

ペースを守って登ることは大切なことですが、誰にでもできることではありません。

経験がものをいう世界ですが、、、、その経験者が書いた本を読んでも、そこに書かれたことが統一されているわけではありません。

絶対的なものがない、と言うことかもわかりませんが、とにかく、タカ長のフィーリングにあう書き方がされているのは数ある本の中でたったの2冊だけです。

本の書き方が多様だと言うことは実際に歩いている人の歩き方もいろいろ、、、、、と言うことかもわかりません。

人のことはいいのですが、自分たちの歩き方が乱れては面白くないので、あの日はトップを歩いたのです。

    

パーティーに子どもがいるとやはり気を使います。

タカ長は経験的に、、、、子どもの気持ちが切れないようにリードすれば問題ないと思っています。

その根拠となっているのがこれです。

    

体力とほぼ同じととらえてよいと言われる「最大酸素摂取量」を表すグラフです。

これを見るとお分かりのように体力的には10歳の子どもと20歳の人には男女ともほとんど差がないのです。

しかし、、、、、

    

このグラフで分かるように筋力では大人に劣る、、、、つまり筋力はまだできていないと言うことです。

具体的には子どもにあまり重いものを背負わせるのは問題、、、、、と言うことになるのです。

タカ長たちのファミリー登山では子どもに重いものを持たせることはありませんが、、、、

いま学校現場ではランドセルの重さが問題になっているようです。

と言うようなことをコメントすると話が横道に入るので、それ以上のことは書きませんが、、、、

一つの登山を無事に終了させるためには気をつけないといけないことは多々あります。

7月1日は登山する天気としてはあまり良い条件ではなかったので、、、、僭越ながらここは経験者の出番、と言うことでトップを歩いたわけです。

タカ長が気を配っているのは事故を起こさないことは当然のことですが、、、、

子どもたちに登山の悪いイメージ与えて、山が嫌いになることがないように、、、、、そのことに一番注意しているのです。

上のグラフは「登山の運動生理学百科」(鹿屋体育大学教授山本正嘉著)から引用させていただいたものです。