タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

太陽の顔が、、、

2018年07月07日 | 日々雑感
久しぶりに太陽が顔を見せました。

空は青空、、、、この部屋から広島湾に浮かぶ似島やその手前の町そして鈴が峰の稜線が見えます。

そこのは豪雨災害を思わせるものは何も見えません。しかし、今も生死不明の人はたくさんいます。

そのようなことを思うと、、、、何となくブログを更新する気分になれなくて昨日は休みました。

すでに投稿しましたように、今回の災害に関しては私たちの団地は完全に「蚊帳の外」で、被害はまったくありません。

ご心配頂いた皆さん有難うございます。本当にわが団地は無傷です。

しかし、団地を下りると、、、、近くで、、、、たとえば、、、土砂が崩れて道路に流れ出し、1車線が通行できない、、、、というよな、ニュースにもならないような被害はあるようです。

広島では平成26年8月に隣の区で大きな土砂災害が起こり、全国ニュースになりました。

その時は局地的と言えば局地的な災害でしたが、今回はその災害が西日本各地、広範囲に広がっています。

その中には蘇游の地もあり、テレビで報道される画像を見ると胸が痛みます。

    

山で久しぶりに太陽の顔を見た時のことを思い出しました。

何日も雨に降られた後の太陽の顔はうれしいものです。

若いころテントを担いで放浪し、、、、何日も雨に降りこめられて動けなくなり、ただただ雨に耐えて、、、やっと顔を見せてくれた太陽に感動したことが何度かあります。

    

南アルプス北岳から見る富士山です。

この時は天気に恵まれ、雨に降りこめられたわけではありませんが、何となく雨上がりの風景のように見えるのでここに貼りつけてみました。

    

高い山では雨に降られるのはめずらしいことではありません。

何も見えない雲の中を歩いていて、、、、、少しずつまわりが明るくなり、、、、、

周りの景色が見えてくるときは感動的です。

    

その楽しみがあるから雲の中を歩き続けることが出来るのかもわかりません。

でも、、、、いくら歩いても天気は回復しなくて、、、、、

山の風景を見ないまま下山した山もあります。

タカ長たち登山者の太陽に寄せる思いはそれぞれでしょうが、いずれにしても今回のような災害に遭われた人からみれば単なる遊びの話です。

被災地に普通の生活がもどり、普通の気持ちで太陽の顔を見ることが出来るのはまだまだ先になりそうです。

いまだに全貌が分からない今回の災害、、、、、これ以上広がらないよう祈るばかりです。


豪雨が去って

2018年07月07日 | 日々雑感
広島地方の豪雨はひとつの峠を越えたようです。

しかし、豪雨災害は進行中で安心できる状態ではありません。

今回特にひどかったのは広島湾の東側で、JR呉線ぞいの町に被害が集中しているようです。

タカ長たちの町は広島湾の西側、この方面からの被害は報道されていません。

東京や九州から見舞いのメールもきましたが、タカ長の身のまわりは大事なく過ぎ去ったようです。

しかし、、、、、この雨の影響は当然のことですが、残ります。

    

私たちの山グループのでは毎年のように、夏は県北の渓流に出かけています。その代表が三段峡の三段の滝です。

この三段峡は全コース歩けばかなりハードなものになりますが、、、

多くの場合はその核心部だけ見て、、、その後は渓流を吹く風に吹かれて帰るのがほとんどです。

    

その道中ではこのようにして花を見たり、、、

要するに道草をしながら歩くわけです。暑い時期ですからハードなウォーキングはしません。

    

ある夏のこと、そのようにして歩いていたら、、、、

前を行く仲間たちとタカ長の間に、、、、その距離は少し開いていたのですが、、、、とにかくその間に、、、、、

突然上のほうから人の頭より大きな石が落ちてきたことがあります。本当に突然、、、、晴天の霹靂、、、爆弾が落ちてきたようなものです。

もしタカ長がもう少し前を歩いていたら、、、、前の仲間がもう少し後ろを歩いていたら、、、、最悪の場合は死亡事故、命が助かっても後遺症で半身不随、、、、、

そのようなことになったかもわからない落石でした。

その上には登山道も何もありませんから、、、、要するに自然落石だったはずです。

    

そのようなことを経験しているので、7月24日に予定していた三段峡行きはキャンセルしました。

そればかりではなくて、、、、この夏は渓流遊びはしないことに決めました。

地盤が安定するまで、、、、、というのかどうか知りませんが、、、、とにかく夏の渓流遊びはすべてキャンセルです。

今回のように広範囲に雨が降ると、私たちが車を走らせる山道や林道の様子が気になりますが、、、、

報道されるのは大きな被害が出たところだけで、小さな林道などの様子が報道されることはありません。

そのようなわけでこの夏の予定は再検討をする必要があります。

と言っても検討する資料もないのですから、、、、要するに近づかないほうが賢明と言うことになりそうです。

    

三段峡ではイワタバコの花を見て、写真に撮るのを楽しみにしていましたが、豪雨には勝てません。

加齢にともなって年々小さくなってゆく私たちの山予定、、、、今年は豪雨のためより一層小ぶりになりそうです。