武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

これからの日本

2007年05月02日 | 国際外交の真実
これからの日本は、いかに中国と対峙しながら、いかに協力するべきところは協力していくか、その政治力量が問われる時代に入るだろう。
最初に確認しておくが、先に中国首相が来日し国会演説をして帰ったが、いかに無礼千万な演説であったかをここに強調しておきたい(本ブログで既述)。 
中国にとっては、してやったりであったから、中国に戻るや、訪日は大成功であったと自画自賛している。
日本の政治家は松岡大臣を見ても分かるように、国内利権に関しては目の色が変わり、ドスの利いた声が大きくなるが、国際外交などは観光旅行をする所か、どこか遠い国のできごとのようにとらえて、外交問題はカネにならないから興味が無いというのが実情だ。
従って中国から何を言われようが、カエルの顔に何とかで、雨水なのかアンモニアなのかどうでもいいことで、天然ボケを露呈して、国際的に失笑を買っているのが現実だ。 
外交を担当する外務省は、明治時代から続く伝統の貴族的カクテル外交だから、今の時代、鹿鳴館外交を見ているような錯覚に陥る。
今まで何度も述べてきたが、日本の外交を救う起死回生の手は、三井、三菱、CIあたりの大手商社に外交を移管して民営化・競争の原理を取り入れなければ駄目だ。 
断っておくが、大手商社を高く評価しているわけでもなく、買いかぶって言っているわけでもない。それだけ日本の外務省は程度が低いということだ。
今の時代、プロパガンダ情報戦というよりは双方向ネット社会、大銀行というよりはコンビニ銀行、チョンマゲ政治からそのまんま政治への転換が急速に進行しているうねりの中で、いつまでも外務省の貴族外交のままではどうしようもない。もはや自己変革はできないだろう。解体して、新しい国際外交体制を作らなければ駄目だ。それは極めて政治の責任である。
そして肝心の日本のマスコミは、中国から睨まれるのを恐れるあまり、中国に都合の悪いことや刺激する発言・論評は一切外に出ないようにしている。
それをいいことに、中国共産党は日本の言論統制をやっているかのようだ。
日本の総理大臣に靖国神社へ行くなと命令する。これは重大な内政干渉である。これに対して、日本の政治家・マスコミは、中国の恫喝に恐れおののいて何も言えないのは見識と気概が無い。
中国首相が、日本での国会演説を終えた時に見せた氷の微笑は、これから始まる日本との政治・経済戦争の序曲であることを予言しよう。
(ムラマサ、月光に青く冴える)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする