ヒルとライスの算数問題

北朝鮮とヒル・ライスの3人組は、出された算数問題が解けずに、まだ居残って考えている出来の悪い生徒のようだ。
「ケンちゃんが、買い物に出かけました。　１個８０円のリンゴ３個と1個1００円のオレンジを５個買いました、合計金額はいくらでしょう」という問題に、ケンちゃんがどこへ買い物に行ったかで悩み、訳が分からなくなってしまった子供のようだ。
だから、図書館で勉強したアメリカの秀才は、ならず者共産主義が理解できず、一方のならず者は、足し算は分かっても掛け算が分からず、両手の指を使って計算しても、途中で訳が分からなくなっているようだ。
マカオのバンコ・デルタ・アジア（BDA）に凍結されていた北朝鮮資金の送金が遅れ続けている決定的な理由は、北朝鮮がアメリカの銀行を中間経由として使用することを要求しているためだ。
これを容認しようとするライスに対し、財務省が強く反対しているそうな。
また、アメリカの愛国法301条の規定により、アメリカの銀行がBDAといかなる取引もできないようになっている点も、北朝鮮資金の米国銀行経由を実現する上で障害になっている。
アメリカは、妥協策としてBDA資金に限り、例外的に今回1回限りという条件付きで米国の銀行を経由し、北朝鮮が希望する銀行口座に送金できるよう特別措置を取ることにし、これを北朝鮮に提案したらしいと聞こえてくる。
日本の銀行へ預ければ、すぐにやってあげるのだが。
（ムラマサ、月影に静かだ）