武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

医師不足の意味

2007年05月13日 | 人生の意味
医師不足、
インターン制度が変わって、医師不足が顕著になった。
但し、医師の絶対数不足ではない。
つまり医師の自由化である。 若き医師は都会に残ろうとする。
その分、田舎には若い医者が回らなくなる。 
田舎の開業医は、長年地元に密着している老医者と跡とり息子・娘が月平均300万円の収入を得ている。 
つまり都会のブラックジャックか、田舎開業医の収入か。
開業医になるにしても莫大な初期投資が必要だ。
また若い医者は大学病院に残りたがらないという。 
なぜなら、教授を頂点にした完全な徒弟制度であり、助(準)教授になるまでは、忍の一字で下働きにこき使われるという。そしてそれに見合う給料が貰えない。
ターゲットは大学ではない有名病院である。
そこで腕を磨いて都会のブラックジャックを目指す。 
もちろん漫画のヒーローではなくて、腕と名声と収入という意味である。 
2008年度から医学部の定員増が認められた10県は、青森、岩手、秋田、山形、福島、新潟、山梨、長野、岐阜、三重の各県。 
医師の地元定着を図るため、一定期間働くことを条件にした奨学金制度ができる。
在学中の学費などは大学側(実際には国)が貸与し、学生は、卒業後、自分の出身都道府県でのへき地などの地域医療に9年間従事すれば、学費返済などが全額免除される。
この“自治医大方式”を全国に80ある公私の医学部に拡大するという。
医師も弁護士のように増産体制に入り、A級とかB級とかグレード審査をやれば良いだろうが、医師会からは猛烈な反対がくるだろう。
(ムラマサ、月影に静かだ)

コメント
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