武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

中国の農村

2007年05月28日 | 国際外交の真実
中国の社会実態が浮かび上がってくる出来事だ。
欧米の民主主義が満点だと言うつもりはないし、日本は日本で様々な問題を抱え込んでいるが、非情国家・共産党独裁とはいかなるものか、我々は注視しなければならない。
強引な人口ストップ政策を進める中国において、南方の村で、人民が暴動を起こし、役場を焼き打ちにした。
農民たちは役所の暴力的な罰金取り立てと腐敗ぶりに、怒りをあらわにする。
「2人産んだら不妊手術」。役場の壁には、そんな標語が公然と記されていた。
サトウキビ畑に囲まれた村の通りには、「少生優生 幸福一生」(少なく産めば生涯の幸せ)の横断幕がはためく。
1人っ子政策の中国でも、農村は2人の子どもが認められているが、3人以上を産んだ家庭に対し、年収を上回る2万元(約30万円)の罰金を課される、払えないと財産が没収される。
さらに49歳以下の女性全員を調査し、既に2人の子どもを産み終えた女性には、不妊手術を強制しているという。
3人の子どもを抱える農家の男性(55)は、食事中に突然、役人の襲撃を受けた。
「やつらはテレビやベッド、いすなど家財道具すべてを奪った。鍋をひっくり返し、はしを折り、おわんも全部割った。運べない子豚は池に沈めて殺した」
息子の嫁が不妊手術を受けさせられたという農家の女性は「嫁は体が弱くなり、走ることができなくなった」 とおびえる。
怒った数百人の人民が役場を囲んで火を付けた。
一方で、100人以上が武装警察に暴行を受け、連行されたという。
人民の1人は「今の共産党は昔の国民党よりひどい」と嘆く。
(ムラマサ、鋭く一閃)
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