武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

中国毒ギョーザはこうして入れられた

2008年02月05日 | 人生の意味
中国毒ギョーザ事件。
大体、原因と犯人の輪っかが狭められてきた。
その前に、今回の事件は日本の中国に対する食料依存と中国の暗部を浮かび上がらせた。
天洋食品の社長が、会見を開いて弁明したが、喉が渇くのか、おばさんにお茶をしきりにせがみ、震える両手で茶碗をつかみお茶を飲んでいた社長。 そして一方的に潔白を主張し、質問を一切受け付けず、会見場から立ち去った。
天洋食品は河北省が実質的に経営している省営企業だという。
さて、中毒を起こした2種類の冷凍食品は、製造元の天洋食品工場の倉庫で4日間一緒に保管されていた。
その後、日本へ出荷されたが、それぞれ横浜港と大阪港に荷揚げされ、別ルートでスーパーに届けられた。
「中華deごちそう ひとくち餃子」は昨年10月1日に製造され、「CO・OP 手作り餃子」は、10月20日に製造されたが、両方の製品は、10月の20日から23日まで、工場内の倉庫に一緒に保管されていた。
両製品は工場出荷の際にコンテナ詰めにされ封印され、日本のスーパー到着までダンボール箱は開梱されない。
推理としては、天洋食品工場内の冷凍倉庫に保管されていたところ、犯人は倉庫内でメタミドホスを故意に製品に混入したのではないか。
動機は天洋食品に恨みを持つ者、あるいは反日の食品テロまで考えられる。
恨みを持つ者とは、昨年、天洋食品では40歳以上の従業員全員を突然解雇したそうな。 一部は裁判沙汰になっているという。
こういう恨みを買うやり方が、毒物混入という意趣返しになったのではないのか。
さらに、反日教育の洗脳による食品テロであれば、戦慄の出来事だ。
使用した道具は、50ccクラスの注射器で針をダンボール箱の外側から刺して薬液を放出したのではないか。 そのために一部の袋にmm単位の穴が開いており、
同時に外袋に薬液がかかり、また一部は内部に浸透したと考えられる。
工場の冷凍倉庫は、施錠されているというが、毒物テロを引き起こす意図を持った犯人にとって、警戒がゆるい状況においてはどれほどの障害であったろうか。
会社としては、食品盗難は警戒しても、毒物混入は想定外だったはずだ。
だから製品の持ち出しがなければ、それほど神経質にはならなかっただろう。
そして、薬剤について言えば、日本では、強力な毒性を持つメタミドホスは、一般的には入手できない。 保有しているのは農薬・毒物を研究している専門研究機関しかなく、しかも試薬程度だ。
中国では1年前に販売禁止になったが、使用禁止になったのは今年の1月になってからだ。 使用禁止になったばかりで、中国では効果的な強力殺虫農薬として今も広く使われており、実際には現在でも購入可能であり、在庫はたくさんあるという。何しろ一瓶50円位の安い値段なのだ。それを希釈して使う。
過去、中国では、明らかになっただけでも200名以上がメタミドホス中毒で死んでいる国なのだ。昨日時点で、日本の健康被害は2000名に上るという。
さて、我々に今できる防衛策とは何か。
(ムラマサ、きりりと鳴る)

コメント
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