人間の罪と罰

アメリカ・ネブラスカ州。
電気いすによる死刑執行は残酷で異常な刑罰だとして、禁止にするという。
死刑執行に電気いすを使うアメリカで唯一の州だった。
最高裁は「感電死は激痛をもたらすという証拠がある」というのが理由だが。
昔、ヒッチコック監督の映画で、無実の罪で死刑が確定し、電気椅子に座る当日、死刑執行室の前に連れて来られるや、死刑囚が自暴自棄になり看守を殴り殺してしまった。 ところが、それからものの数秒後に連絡が入り、実は真犯人が分かり無実が判明したという恐怖の映画を思い出してしまった。
さて、ネブラスカ州には現在１０人の死刑囚がおり、最後に死刑が執行されたのは１９９７年だったというが。
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時津風部屋の力士惨殺事件。
昨年６月の斉藤たかしさんの死から前時津風親方・山本順一と兄弟子４人の逮捕まで長すぎる７カ月余。
犬山警察の初動ミスというより怠慢と隠蔽だった。 歴代署長と山本親方の濃密な関係は周辺で知らぬ者はいない。
前親方はビール瓶で１回どころか２０数回、たかしさんを殴ったと言う。 その結果、額に大きくえぐれた傷ができた。
北の湖理事長は以前の記者会見で、「ビール瓶でこづいた」 と言っていたのだが。　
３０分に渡ったぶつかり稽古という名の凄惨なリンチ。
金属バットで打ちのめし、兄弟子達が足で蹴り上げる。 そして持ち上げて土俵に叩きつける岩石落としが２日間に渡って行われたという。
新潟大医学部の鑑定書は、死因を「外傷性ショック死」とした。　
名古屋大医学部の再鑑定はそれを補強したもので、暴行により筋肉が強い衝撃を受けると血中に高濃度のカリウムが流出し、心臓停止を引き起こすという。
つまり、リンチ暴行が死を招いたことが証明された。
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「１３年ほど前、茨城・つくば店内からパーカー１着を万引きしてしまいました」
こんな文章で始まる手紙と１万円札１枚が入った差出人不明の封書が、水戸市のスポーツ用品店「ビバスポーツ水戸店」に郵送されてきたそうな。
手紙が届いたのは今月７日。
謝罪の言葉がタイプされた手紙の中で、自分はクリスチャンであると打ち明け、
「人の物を盗んではなりません」と、聖書の一節を引用していた。
匿名でなく、堂々と名前を名乗るわけにはいかぬものか。
人間の罪と弱さよ。
（ムラマサ、虚空を一閃）