新宿酒場ロン 2・8
島、絵美、銀さん、洋子ママがいる。
「新潟、苗場のホテルで女性客が、寝ているときにホテルの従業員から強姦されたってさ」
「マスターキーを使えば簡単だからな」
「だけど、チェーンはしてなかったのかな」
「する人は、よほど用心深いタイプだからな」
「で、犯人は捕まった?」
「地元の30歳の男だって」
「ホテルに泊まるのも怖いわね、チェーンかけようっと」
中国毒ギョーザ
「中国から外交ルートを通して、日本が中国を攻撃する報道を続けるなら、報復するという脅かしがあったそうだ」
「そういう感覚が中国だな。共産独裁の言論統制国家だ」
「食の安全というよりも、政治的な駆け引きか」
「我々は政治的な意図は全くない。ただ、どこで誰がなぜ毒物を食品に混入したのか究明したいだけだ」
「日中の非難中傷合戦じゃなくて、もっと冷静にこの事件をみたい」
「そういう意味では、薬物指紋の超精密分析がまもなく出てくる」
「あれね」
「そう、兵庫にある大型放射光施設・スプリング8」
「それによって、1兆分の1の精度で、元素と不純物の完全特定ができる。つまり、薬剤メーカーと商品名が分かる」
「それはそうだけど、仮にそれが中国製毒物であっても、それを日本に持ち込んで日本人が混入したことも理屈としてはありえるんじゃない」
「それは違うな。というのは、例えば千葉と兵庫のメタミドホスが一致していれば、日本で混入することは不可能だ。それは天洋食品内ということになる」
「動機は?」
「考えられるのは、天洋食品の労働争議に起因する逆恨み、反日活動家による日本に対する食品テロ、日本人はあまり知らないが、中国では学校で反日教育をするわけだから日本を敵と見なしている。これは韓国でも同じだ」
「恐るべし食品テロ」
「中国の食品はやばいということか」
アメリカ大統領・民主党代表選。
「ヒラリーとオバマは大接戦だね」
「数字はそうだけど、オバマの圧勝だ。イリノイを始めとする中西部でオバマが勝利したのは凄い。ヒラリーは内心焦っているだろう」
「それでヒラリーは2度も泣いた」
「ヒラリーも60歳になったら、何かものすごく老けて見えるね。かつての颯爽とした雰囲気がない」
「共和党はマケインだが、最終的にはオバマが黒人初の大統領だな」
「肝心の日米関係はどうなる?」
「誰がなっても大きな変化はないが、日本も何かチェンジが必要だな。我が福田総理では町内会長が関の山で、国家指導者としてはあまりに役不足だ」
「年金問題でも昨日の国会で長妻にずいぶんやられていた。そして枡添は完全に馬脚を現した。もうしどろもどろ。情けない」
「福田さんは悲願の7月洞爺湖サミットまでは石に噛り付いてもだが、それは個人の願望であって、日本のことを思ってかは疑問だ。恐らくサミットが過ぎ、北京オリンピックが終わり秋口には、後進に道を譲るとか何とか言って退陣するのではないか」
新宿に迷い込んだ子猫は、次第に身を素早しっこくしながら、人の目を読むようになる。それが生きる術なのだ。そうでなければ、明日の太陽を拝むことはできない。
(ムラマサ、月光に冴える)
島、絵美、銀さん、洋子ママがいる。
「新潟、苗場のホテルで女性客が、寝ているときにホテルの従業員から強姦されたってさ」
「マスターキーを使えば簡単だからな」
「だけど、チェーンはしてなかったのかな」
「する人は、よほど用心深いタイプだからな」
「で、犯人は捕まった?」
「地元の30歳の男だって」
「ホテルに泊まるのも怖いわね、チェーンかけようっと」
中国毒ギョーザ
「中国から外交ルートを通して、日本が中国を攻撃する報道を続けるなら、報復するという脅かしがあったそうだ」
「そういう感覚が中国だな。共産独裁の言論統制国家だ」
「食の安全というよりも、政治的な駆け引きか」
「我々は政治的な意図は全くない。ただ、どこで誰がなぜ毒物を食品に混入したのか究明したいだけだ」
「日中の非難中傷合戦じゃなくて、もっと冷静にこの事件をみたい」
「そういう意味では、薬物指紋の超精密分析がまもなく出てくる」
「あれね」
「そう、兵庫にある大型放射光施設・スプリング8」
「それによって、1兆分の1の精度で、元素と不純物の完全特定ができる。つまり、薬剤メーカーと商品名が分かる」
「それはそうだけど、仮にそれが中国製毒物であっても、それを日本に持ち込んで日本人が混入したことも理屈としてはありえるんじゃない」
「それは違うな。というのは、例えば千葉と兵庫のメタミドホスが一致していれば、日本で混入することは不可能だ。それは天洋食品内ということになる」
「動機は?」
「考えられるのは、天洋食品の労働争議に起因する逆恨み、反日活動家による日本に対する食品テロ、日本人はあまり知らないが、中国では学校で反日教育をするわけだから日本を敵と見なしている。これは韓国でも同じだ」
「恐るべし食品テロ」
「中国の食品はやばいということか」
アメリカ大統領・民主党代表選。
「ヒラリーとオバマは大接戦だね」
「数字はそうだけど、オバマの圧勝だ。イリノイを始めとする中西部でオバマが勝利したのは凄い。ヒラリーは内心焦っているだろう」
「それでヒラリーは2度も泣いた」
「ヒラリーも60歳になったら、何かものすごく老けて見えるね。かつての颯爽とした雰囲気がない」
「共和党はマケインだが、最終的にはオバマが黒人初の大統領だな」
「肝心の日米関係はどうなる?」
「誰がなっても大きな変化はないが、日本も何かチェンジが必要だな。我が福田総理では町内会長が関の山で、国家指導者としてはあまりに役不足だ」
「年金問題でも昨日の国会で長妻にずいぶんやられていた。そして枡添は完全に馬脚を現した。もうしどろもどろ。情けない」
「福田さんは悲願の7月洞爺湖サミットまでは石に噛り付いてもだが、それは個人の願望であって、日本のことを思ってかは疑問だ。恐らくサミットが過ぎ、北京オリンピックが終わり秋口には、後進に道を譲るとか何とか言って退陣するのではないか」
新宿に迷い込んだ子猫は、次第に身を素早しっこくしながら、人の目を読むようになる。それが生きる術なのだ。そうでなければ、明日の太陽を拝むことはできない。
(ムラマサ、月光に冴える)