武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

三浦和義の誤算

2008年02月26日 | 人生の意味
商売の雑貨商フルハムロードはうまくいっており、寒い日本を離れてサイパン・グアムへ社員旅行で遊びに行った。
そこで捕まった三浦は、自業自得というか、一美さんの見えざる手が三浦を 「おいで、おいで」 と誘い出した女の執念だろう。
さて、こういう書き出しで始めたが、この三浦和義の問題は、アメリカの日本に対する主権侵害であり、人権侵害であると断じる。
町村官房長官は25日、三浦和義の逮捕について、 アメリカへの捜査協力については、「日本で無罪になったからといって、捜査協力ができないということはない」と役人的に発言していたが、国家指導者のスタンスからはほど遠い。
ロス疑惑、三浦和義サイパン逮捕事件。
三浦和義は、日本の最高裁によって無罪を言い渡され無実が確定した。
当時、日米の正式合意によって日本で裁判が行われることになり、日米の捜査協力によって様々な証拠が裁判所に上程された。
その結果、最高裁判所において無罪が下され、三浦の身分は確定したのである。
その間、逮捕が1985年、無罪確定が2003年だから、18年間独房に閉じ込められていたことになる。
一事不再理によって、その後、例え三浦が犯ったというハードエビデンスが出てきても、あるいは、三浦が「実は私がやりました」 と告白しても、この事件は二度と蒸し返される事はない。
つまり絶対的に、三浦は無罪潔白なのだ。
当時、アメリカが日本で裁判を行うことを正式に認め、その結果、無罪となった日本人の三浦を、アメリカが再逮捕して裁くことは日本に対する主権侵害である。
被害者がアメリカ人なら、まだ理解もできるが、これではアメリカの無法捜査に等しい。
沖縄米軍による少女強姦事件が大きく取りざたされ、米軍は外出禁止令が出たが、これは日本への報復ではないのか。
そして、まだ日本はアメリカの占領国だぞ、という強烈な見せしめではないのか。
日本政府はアメリカ政府に抗議して、三浦和義を取り戻さなければならない。
そうでなければ、日本は主権国家ではなく、アメリカの属国・占領地と同じことになる。

橋下徹知事。
大阪は、前代未聞の5兆円の大借金、そして大阪運営の箱物行政は年間35億円の赤字を生み出すという。
「府民の税金を使うのに金の使い方がでたらめ。めまいがする。破産者の典型例ですよ、こんなの」 と橋下は憤る。
大阪の青少年会館を訪問。
現在、民間が運営しているが、大阪の職員がまだ雇用されており、2人で2千万円の給料が支払われているから一人で年間1千万円だという。
民間職員の人件費は平均300万円、6人で合計1800万円だという。
橋下知事が仕事内容の質問をしたところ、館長は「大阪府から来た職員の仕事は、スタジオの鍵を開けるだけ」 と言い、橋下知事を前にして、喉のつっかえをとるように、「府の職員は邪魔」 と衝撃的な発言をした。
つまり、威張っているだけで、鍵を開ける権限だけは手離さず、高給をもらっているということだ。
橋下知事は、うなずいて 「もう府からの職員は無しでいきましょう」 と見直しを指示した。
その後、橋下知事は、「青少年会館の人件費の話は衝撃だった。民間は、安いお金でがんばっている。大阪の出資法人にメスを入れなければいけない」と語った。
そして、次に、府立児童館ビッグバン。
館長で戦艦ヤマトの漫画家、松本零士さん(70)と話し合った。
UFOをイメージした外観は松本館長のデザインだが、「この形にこだわる必要はなかったのでは」と橋下は疑問を投げかけた。
ビッグバンの建設費用は、何と171億円だったという。この金はどこに消えたのだろう。
大阪では、役人と政治家の利権構造の中で税金の無駄使いが行われてきたということだ。そしてこの金は大阪だけではなく、全国から集めた税金が投入されている。
(ムラマサ、鋭く一閃)

コメント
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