武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

麻生太郎研究

2009年05月05日 | 人生の意味
チェコ訪問中の麻生太郎。
国民の審判を受けることに怯えている総理が、政府専用機を使って豪華海外観光をやっている。 現地では、「2009年度補正予算と関連法案の成立が一番」と強調したという。 2009年度予算が成立したばかりで、間髪を入れずに補正を組むなど、もはやまともではない麻生太郎。 117億円をかけて都心に漫画博物館を作るという。
この暴走列車を誰が止めるのか。 本来は小沢民主党の役目だが、小沢一郎は大久保隆規問題で、赤門検察から縛りをかけられ身動きが取れない。 つまり麻生に対して問責を突きつけることができない状況だ。 
また麻生は、「小沢一郎との党首討論はぜひやりたい」と述べたが、今の小沢は受けないのではないのか。 受けないとすれば野党第一党の党首として失格だ。 国民の前に姿を現さない政治リーダーは腐った卵だ。
さらに麻生太郎は総選挙の争点として、「米軍第7艦隊だけで日本の安全を守ることができるという小沢一郎を批判し、麻生が示した消費税アップ、高速道路無料化の税収減をどう補うか」 などを挙げ、「国の将来にどちらの党がより責任を持っているか、いろんな争点の作り方がある」と述べたそうだ.
本ページの主張は,日米軍事同盟の紐帯は重要だ。 日本の周りは中国、北朝鮮、韓国、ロシアと危ない国ばかりだ。 不幸にもお隣はヤクザ者か与太者ばかりで信頼できる国がない。 どの国も隙あらばと日本を狙っている。 中でも軍事力を背景にして、その野望を抱いている国は中華人民共和国だ。
☆消費税
まず官僚役人の天下りの為の12兆6千億円の持参金を削減せよ。国交省の今も継続している建設談合を摘発すれば1兆円は軽く浮くというものだ。 農水省の土木事業しかり、厚労省の薬品メーカーとのズブズブの関係、開業医の保険不正請求は莫大な金額になっているはずだ。 医学研究費の不正付与、ちょっと考えただけでも役人と民間の癒着不正はゾロゾロ出て来る。そして官僚役人の裏金作りはあれだけ摘発されても止む気配はないモグラ叩きだ。 まずそれらを綺麗にしてから消費税を考えよ。高速道路無料化について、国交省の内部試算では高速道路を年中無料にすると、17兆円の経済効果が生まれるという。この試算は高速道路を無料にすると、いかに悪弊が出て来るかを念頭に置いてやったら、逆に莫大なプラス効果になったので、官僚はデータを隠してしまった。
☆解散
本ページの分析は一貫している。 解散は7月8日開幕のイタリアサミットが終るまでは絶対にない。 なぜなら今やれば自民は惨敗する。 そして7月12日の都議選の結果を見極めてから、解散を判断する。 その時点で永田町は大きく動く。 自民が勝てば直ぐに解散総選挙。 負ければ9月10日の任期満了。ただそれまで麻生太郎も指をくわえて黙ってはいまい。 政界再編、つまり民主党の一新会に手を突っ込んで、民主党の分断を画策する。 あるいは3代続けての政権投げ出しもある。 都議選での負け方次第だ。 それに対抗するには民主がサミット前に、麻生に対して問責決議を突きつけることだが、今の小沢一郎にその勇気があるかどうか疑問だ。
☆麻生太郎研究。
この人を表現すると、「生まれは良いが育ちが悪い」。 以前、小沢一郎から「その辺のチンピラ」とアッサリ言われたが、麻生は、「不良とは言われたけどチンピラとはね」 と首をひねったのは滑稽だった。 自分の立ち位置を「議員内閣制に基づいた総理」 だから何が悪いと開き直ったが、日本の憲法を作った米国の学者は、よもや保守政権が2度も自身の我がままで政権を投げ出すとは予想もしていなかっただろう。 野党あるいは党内政敵との権力闘争で解散あるいは総辞職を想定していただろうが、「ボク、もう嫌になっちゃった」 という政権投げ出しは予想していなかった。 本来ならば、そういうケースは解散を行ない、国民の審判を仰ぐという議院内閣制ルールにするべきであった。 この人、映画界に身を投じた方がよほど適役であったのではないか。暗黒街のヤクザ者とか、ナニワ金融道の金貸し、取立て役など、はまり役ではないのか。 そうすれば本ページで、「薄らバカ」とか「筋者」とか「能無し」とか罵詈雑言を浴びなくても済んだと思うのだが。
(じゅうめい、低く口笛を吹く)
コメント
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