武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

日本の政治、ミネルバの梟

2009年05月10日 | 人生の意味
日本の政治。
麻生自民党は「丸出ダメ夫」君だが、小沢民主党は「君、国売りたもうことなかれ」か。自民党代議士300余人の顔を思い浮かべてみたが、次期総理に推せる人材はいない。中堅若手で少し有望株はいるが、早くて10年後の話だ。
参院を見ると世耕という人物はいるが、最近は苦笑いが多くなって、かつての鋭さは影を潜めている。安倍、福田と続けざまに裏切られ、今の麻生を直に批判するわけにもいかないのだろう。参院会長の尾辻は本会議壇上で麻生に向かい「総理、下野することは恥ずかしいことではありません」と名誉の撤退を進言したのは、自民最後の野武士なのか。
中川昭一は政治失脚、中川秀直は官邸に脅かされ沈黙、71歳の半病人の与謝野馨、ドス黒い顔を増々黒くさせている二階、昔の名前で出ている町村、山崎、加藤は売れない場末の枯れ花になってしまった。先の総裁選に出た石原、石破、小池は、あと10年汗をかいて、二つ三つの皮が剥けなければ使いようがない。
棚橋泰文は東大法学部、世襲、経産省官僚出の3悪タイプだが、それに目をつぶれば、識見には刮目すべきところがある。
☆ さて、民主党。
相原久美子と23人衆を抱える民主党は、政権を取る事は許されない。日本の国会議員でありながら中国へ国を売るような真似をするなど言語道断だ。長年の苦労を重ねて公的に解決された国際問題を再び持ち出し、日本を陥れるようなことをやるならば、我々の税金である歳費を返還し、一民間人になってから、持論を主張すればいいのだ。日本には言論の自由がある。
こういう売国奴を斬り捨て、日本を救う為には、前原誠司、長妻昭、枝野幸男、馬淵澄夫らが平成維新党を立ち上げるのが理想形だ。いずれにしても売国24人衆と決別しなければならぬ。このままでは麻生自民党の方が「まだましだ」論になる。さらに麻生太郎を総裁から引きずり降ろし、自民がニューフェイスを持ってくれば、「まだまし」から「マッチベター」になる。
☆ 明治以来の長期政権である官僚政治が、日本には一番収まりがいいのではないのか。本ページでは官僚帝国を随分批判してきたが、「丸出ダメ夫」君と「国賊」君では、それこそ日本は間違いなく沈没する。官僚帝国の総統・谷公士と影の総理・漆間巌にひれ伏して、赤門帝国の軍門に下るべきか。
ミネルバの梟は黄昏とともに飛び始める。森のフクロウは漆黒の闇の中、羽を広げ飛び立ち、暗い道を照らすという。ギリシア神話の女神アテナは、フクロウを操り、アテネを庇護して栄えた。ドラクマ銀貨の表には知恵と戦争の女神アテナが、その裏側にはフクロウとオリーブの葉枝と三日月が描かれている。
(じゅうめい、低くボレロを口ずさむ)
コメント
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