新宿酒場 ロン 5・22
島、絵美、銀さん、洋子ママが話しこんでいる金曜日の夜。
「中大も災難だな。OBが犯人だったとは」
「でも、学内では内部犯行説が有力だった。なぜなら高窪教授の行動を把握している雰囲気があり、逃走ルートは学外の者には分かりにくい」
「世田谷にある高窪教授の自宅付近には呪殺の黒ペンキで書かれた電柱がたくさんあったが、それも山本の犯行だろうな」
「動機は何」
「まだ明らかでないが、転職による待遇不満を語り始めているが」
「それって教授と関係ないじゃない」
「ああいうパラノイアは、常識とか理屈とかは関係ない」
「高窪教授は自分の研究室で2年間、山本と付き合っている。周囲の学生を取材すると、山本は在学中に教授と揉めていたらしい」
「卒業して5年しか経たないのに、一流企業を始めとして5社も転職したというから、社会不適合症だな」
「顔も、何か気味が悪い。頑固そうな、陰湿そうな。目が尋常じゃない」
「それにしても教授の世田谷の家は瀟洒な洋風の家で、近くでアパートや駐車場を経営している裕福な学者一家だったが、人間の不幸というのは突然やってくるということか」
「だから酒が飲める時は、大いに飲む。明日の命はノーバディーノウス」
「何でも、飲む為の理屈をつけるのね」(笑)
☆豚インフル。
「どうして豚インフルと言ったの?」
「メキシコの不衛生なところで、豚がウイルスにやられたのが発端」
「豚のエサは人間の排泄物を与えるところだ。中国も同じだが」
「鳥インフルのサーズは中国の汚い場所から発生した。食うのも出すのも一緒の国民性だから」
「しかし、日本人というのは狂気じみている。テレビ局が、女子高生が入院している病院まで出かけて行って、(今、熱があるとか、下がったとか)声を張り上げていたが、総ヒステリー状態だ」
「日本の常識は世界の非常識」
「アメリカでマスクをしているのは、外科医か銀行強盗だけだ」(笑)
「要するに得体の知れない病気じゃない。タダのウイルス風邪なんだよ」
「だけど、熱があるからといって、病院に行っても診て貰えないんだってさ」
「じゃ~、病院に行く人は健康な人に限るとか」
「そういう理屈になる」
「昔から言うじゃない。風邪を移されたとか、移したとか」
「朝のテレビで東大医学部準教授の上さんという人が、新型インフルにかかったら、(情報をシェアしてやることが大切です)なんて言ってたけど、何を言ってるのかチンプンカンプン」(笑)
「それを言うなら、今の医療はタミフルやリレンザという即効薬があるから大丈夫ですと言うべきだよな」
「要するに東大バカ」
「ある女性医師は、(インフルの流行は必ず終焉を迎えます)と喝破したのは、何か禅問答みたいで、こちらの方がグッと来る」(大笑)
「もはや新型インフルは、感染症の問題ではなく、国民性を示す社会民俗学の領域に入ってきた」
「おい、もうそろそろお笑いタイムは止めにしようぜ」
☆ 世襲制限
「自民党というのは尻尾をつけた狸か狐だな。世襲制限というから、何かと思ったら、公認はしないが別に公認候補は立てない。無所属でも当選したら、自民党に入れる」
「小泉進次郎の場合は、無所属で立つといっても、自民党支部長だから、バリバリの自民党だ」
「しかも、政党の支部長だから、企業と団体からの政治献金を受け取ることができる」
「国民をバカにしてるな」
「そういう小手先のテクニックで国民を騙し続ければしっぺ返しは来る」
「民主党は反日議員グループを抱えているが、政権交代をやるしかない」
「そして、民主党の反日派と自民党のグータラ派を切り捨て、長妻昭、前原誠司らは自民党の革命派と合同団結する」
☆麻生の解散。
「鳩山由紀夫が党首に収まって、民主党の党勢は大きくアップしている。麻生の不支持率は60%と依然高止まりだ」
「9月10日の任期満了解散が濃厚だな」
「都議選とのダブルという話もあるが」
「それはないな。公明党は絶対に反対する」
「どうして」
「公明党は都議選での絶対勝利が目標だ。全国の党員が東京に集まって、縁戚回りをして票を集める。だからダブルは出来ない」
「創価学会を所管する都に対して睨みを効かす必要がある。それは創価学会というか池田大作にとっては至上命題なんだ」
「何度も言うが、今総選挙をやって自民が勝つと分析すれば、いかなる理屈をつけても、麻生は明日にも解散をやる」
「それをしないのは、自民党は惨敗すると分析している証拠だ」
☆ 大久保隆規の保釈
「やっと昨日の21日に弁護士が保釈申請をしたって言うのは本当なの」
「そうらしいな」
「どうして、そんなに遅くなったの。表向きは単に書類の書き間違いじゃない」
「裏の話しは、小沢と検察の取引に時間がかかったということ。検察は小沢の本筋である建設談合と斡旋利得を立件しない、代わりに小沢は問責を出さない。それが鳩山と菅直人に引き継がれた。その証しが小沢の辞任であり、菅直人は補正を成立させたら、解散をしてくれという言い方に変わった。従来の菅直人なら、問責を出して自民党とガチンコ対決だが、それをしない。つまり小沢の本丸が検察にやられたら、小沢個人の問題ではなく、民主党の大打撃になる。つまり民主党が検察特捜部に妥協しなかったら、小沢の本尊までやられる。小沢は閉所恐怖症だから、留置所には絶対入りたくない。赤門出身で弁護士の仙谷が言っていたが、検察特捜部とは真正面からはぶつかれない。今回の大久保事件は、漆間巌から始まって法務事務次官、検事総長、特捜部長、担当検事まで見事なまでの赤門ラインだ。虚偽記載などというのは名刺代わりで、小沢の本筋はしっかりと握っている。小沢が正面から立ち向かって来れば、赤門ラインの核弾頭ミサイルが火を吹く」
☆
巷では川柳が流れたようで吾輩も、
「官僚はハローワークになぜ行かぬ」
「総選挙、落選議員は猿にもなれず」
「麻生さん、あほうさんと間違われ」
(ムラマサ、低く口笛を吹く)
島、絵美、銀さん、洋子ママが話しこんでいる金曜日の夜。
「中大も災難だな。OBが犯人だったとは」
「でも、学内では内部犯行説が有力だった。なぜなら高窪教授の行動を把握している雰囲気があり、逃走ルートは学外の者には分かりにくい」
「世田谷にある高窪教授の自宅付近には呪殺の黒ペンキで書かれた電柱がたくさんあったが、それも山本の犯行だろうな」
「動機は何」
「まだ明らかでないが、転職による待遇不満を語り始めているが」
「それって教授と関係ないじゃない」
「ああいうパラノイアは、常識とか理屈とかは関係ない」
「高窪教授は自分の研究室で2年間、山本と付き合っている。周囲の学生を取材すると、山本は在学中に教授と揉めていたらしい」
「卒業して5年しか経たないのに、一流企業を始めとして5社も転職したというから、社会不適合症だな」
「顔も、何か気味が悪い。頑固そうな、陰湿そうな。目が尋常じゃない」
「それにしても教授の世田谷の家は瀟洒な洋風の家で、近くでアパートや駐車場を経営している裕福な学者一家だったが、人間の不幸というのは突然やってくるということか」
「だから酒が飲める時は、大いに飲む。明日の命はノーバディーノウス」
「何でも、飲む為の理屈をつけるのね」(笑)
☆豚インフル。
「どうして豚インフルと言ったの?」
「メキシコの不衛生なところで、豚がウイルスにやられたのが発端」
「豚のエサは人間の排泄物を与えるところだ。中国も同じだが」
「鳥インフルのサーズは中国の汚い場所から発生した。食うのも出すのも一緒の国民性だから」
「しかし、日本人というのは狂気じみている。テレビ局が、女子高生が入院している病院まで出かけて行って、(今、熱があるとか、下がったとか)声を張り上げていたが、総ヒステリー状態だ」
「日本の常識は世界の非常識」
「アメリカでマスクをしているのは、外科医か銀行強盗だけだ」(笑)
「要するに得体の知れない病気じゃない。タダのウイルス風邪なんだよ」
「だけど、熱があるからといって、病院に行っても診て貰えないんだってさ」
「じゃ~、病院に行く人は健康な人に限るとか」
「そういう理屈になる」
「昔から言うじゃない。風邪を移されたとか、移したとか」
「朝のテレビで東大医学部準教授の上さんという人が、新型インフルにかかったら、(情報をシェアしてやることが大切です)なんて言ってたけど、何を言ってるのかチンプンカンプン」(笑)
「それを言うなら、今の医療はタミフルやリレンザという即効薬があるから大丈夫ですと言うべきだよな」
「要するに東大バカ」
「ある女性医師は、(インフルの流行は必ず終焉を迎えます)と喝破したのは、何か禅問答みたいで、こちらの方がグッと来る」(大笑)
「もはや新型インフルは、感染症の問題ではなく、国民性を示す社会民俗学の領域に入ってきた」
「おい、もうそろそろお笑いタイムは止めにしようぜ」
☆ 世襲制限
「自民党というのは尻尾をつけた狸か狐だな。世襲制限というから、何かと思ったら、公認はしないが別に公認候補は立てない。無所属でも当選したら、自民党に入れる」
「小泉進次郎の場合は、無所属で立つといっても、自民党支部長だから、バリバリの自民党だ」
「しかも、政党の支部長だから、企業と団体からの政治献金を受け取ることができる」
「国民をバカにしてるな」
「そういう小手先のテクニックで国民を騙し続ければしっぺ返しは来る」
「民主党は反日議員グループを抱えているが、政権交代をやるしかない」
「そして、民主党の反日派と自民党のグータラ派を切り捨て、長妻昭、前原誠司らは自民党の革命派と合同団結する」
☆麻生の解散。
「鳩山由紀夫が党首に収まって、民主党の党勢は大きくアップしている。麻生の不支持率は60%と依然高止まりだ」
「9月10日の任期満了解散が濃厚だな」
「都議選とのダブルという話もあるが」
「それはないな。公明党は絶対に反対する」
「どうして」
「公明党は都議選での絶対勝利が目標だ。全国の党員が東京に集まって、縁戚回りをして票を集める。だからダブルは出来ない」
「創価学会を所管する都に対して睨みを効かす必要がある。それは創価学会というか池田大作にとっては至上命題なんだ」
「何度も言うが、今総選挙をやって自民が勝つと分析すれば、いかなる理屈をつけても、麻生は明日にも解散をやる」
「それをしないのは、自民党は惨敗すると分析している証拠だ」
☆ 大久保隆規の保釈
「やっと昨日の21日に弁護士が保釈申請をしたって言うのは本当なの」
「そうらしいな」
「どうして、そんなに遅くなったの。表向きは単に書類の書き間違いじゃない」
「裏の話しは、小沢と検察の取引に時間がかかったということ。検察は小沢の本筋である建設談合と斡旋利得を立件しない、代わりに小沢は問責を出さない。それが鳩山と菅直人に引き継がれた。その証しが小沢の辞任であり、菅直人は補正を成立させたら、解散をしてくれという言い方に変わった。従来の菅直人なら、問責を出して自民党とガチンコ対決だが、それをしない。つまり小沢の本丸が検察にやられたら、小沢個人の問題ではなく、民主党の大打撃になる。つまり民主党が検察特捜部に妥協しなかったら、小沢の本尊までやられる。小沢は閉所恐怖症だから、留置所には絶対入りたくない。赤門出身で弁護士の仙谷が言っていたが、検察特捜部とは真正面からはぶつかれない。今回の大久保事件は、漆間巌から始まって法務事務次官、検事総長、特捜部長、担当検事まで見事なまでの赤門ラインだ。虚偽記載などというのは名刺代わりで、小沢の本筋はしっかりと握っている。小沢が正面から立ち向かって来れば、赤門ラインの核弾頭ミサイルが火を吹く」
☆
巷では川柳が流れたようで吾輩も、
「官僚はハローワークになぜ行かぬ」
「総選挙、落選議員は猿にもなれず」
「麻生さん、あほうさんと間違われ」
(ムラマサ、低く口笛を吹く)