新宿酒場 ロン 5・1
明日から本当のゴールデンウイーク。いつものように島、絵美、銀さん、洋子ママが揃った。まず冷えたビールで乾杯。
「ちょっとさ、今の豚インフル騒ぎというのは異常だな」
「異常だ。 インフル狂騒曲、まるで戦争前夜の雰囲気だ」
「それを高みから、ほくそ笑んでいる奴らがいる」
「それどういう意味?」
「危機管理の名の下にメディアを総動員して、大衆を踊らせ、大衆催眠をかけるている奴ら」
「メディアと大衆をコントロールする、近未来は大衆をどのようにコントロールし、羊の群れのように囲い込むか。その情報統制の訓練」
「そう考えると今回の騒動は、支配権力者の粘液質を感じさせる」
「考えても見ろよ。日本だけで年間に1千万人がインフルエンザにかかる。そして日本だけで1万人が死亡する。死亡率0.1%。免疫力が落ちた高齢者がかかり、肺炎等の合併症を引き起こし死に至る」
「既存のインフルで年に1万人も死んでいるのに、今回の豚インフルはまるで感染したら即死かのような印象を与えている。そして水際作戦だとして、異様な検疫体制を採っているが、新型インフルは毎年世界のどこかで発生し、日本もそれから逃れる事はできない」
「そういうこと。皆誤解しているのは、空気感染でかかると思っているが違う。飛沫感染だからくしゃみが恐い。だからマスクが有用だ」
「7年前にサーズという鳥インフルエンザが中国で発生して、パニックになったが、あれとて日本に大きな被害はなかった」
「そうそう、あの時は海外出張禁止になった」
「今週、成田でJALから降りてきた日本人男性が言っていたが、(乗客を脅かすような雰囲気で驚いた)と、そして日本人女性は(成田に来て大騒ぎになっているのでびっくりした。メキシコでは騒ぎになっていない)」
「横浜のカナダ帰りの男子高校生もソ連型インフルであり、豚インフルではなかった。病院の前までテレビの中継車が出て、熱が下がったとかどうとか記者が喋っていたがやり過ぎだ」
「病院に行けば、他の重大疾患で生きるか死ぬか、必死に病気と闘っている人達が大勢いるが、まるでお構い無しだ」
「一億総パニックの様相だな」
「スペイン風邪の当時と異なり、既に我々は抗ウイルス薬のタミフル、リレンザという有効な武器を持っている。また豚ウイルスはアルコール消毒に弱い。だからヒステリー・パニックの方が恐い」
「俺は毎晩アルコール消毒をやっているから大丈夫だ」(笑)
「そういうウイスキー消毒は効かないわよ」
「つまりさ、まともな政治リーダーがいない証拠だ。笑っているのは官僚だけ。官僚は自分達で焚き付けながら、大衆のバカさ加減を見て、鼻で笑っている」
「最近の日本を見ていると、後藤田さんを思い出した。正純じゃなくて亡くなった後藤田正晴。後藤田さんなら苦い顔をして官僚と政治家を叱っただろうが、東大卒が凄かったのは、あの人の時代までじゃないかな。その後は単に暗記の反応が早いだけのマークシート秀才が権力を握ってしまった」
「ノーパンしゃぶしゃぶ、強姦、居酒屋タクシー、官費で夜の銀座に通い詰め、偽メールで自殺、手鏡痴漢で何度も捕まったエコノミスト、最近では銭湯で窃盗まで始めた赤門の連中」
「そしてローマでの泥酔会見。アルコール消毒のし過ぎ」(大笑)
★ スマップ草剛
「全裸で深夜の公園で暴れていたとは」
「ミッドタウンのあそこね。毛利家の屋敷跡だったけど」
「韓国語で何か怒鳴っていたとか。彼は元々、在日朝鮮人じゃないのかな」
「韓国名はチョナンカンとか言うんじゃない」
「キムタクもよく韓国へ行くみたいだけど、里帰りかな。この前、武士の一分でアカデミー主演賞を取って、授賞式に出なかった日本嫌いニダ」
「そういうこと?」
「スマップの作詞家の園田が覚醒剤で逮捕された。園田は韓国系の歌手に作詞を多くしていた」
「そういう繋がりか」
「まあ、何でもいいけど、フルチンでダンスを踊って、でんぐり返しをやっていた。桜田門が言っていたけど、実は一人の男が草を見ていたって」
「誰かが見ていたか。でもある意味、健康的? 大声を上げてパーポなんて言わなきゃよかったけど、韓国語ではバカをパーポと言う」(笑)
「いわゆる、酒乱というやつだな。飲むと目が据わるタイプ」
「人格が変わる奴ね。英語でチェンジ。そういうのいる。普段のストレスが溜まっているタイプ」(笑)
「起訴猶予になったし」
「半年くらい謹慎して、チェソハンミダ、ヨロブンアンニョンハシムニカ、なんて言いながらテレビに出てくるかもね」
「何それ」
☆ 麻生太郎と小沢一郎。
「何かB級ホラー映画になってきた」
「レイムダックの総理が外交をさかんにやるのは許されないが、麻生は日本から逃げるようにして海外へ行く」
「外国の機関は日本を分析している。最長で9月10日までの総理など誰も相手にしていない。逆に麻生の足元を見て、自国に都合の良い条件を麻生に呑ませてくる。今回も中国にいいようにされて、日本にとって重要な東シナ海の油田開発を中国は一方的に破ったが、今回の首脳会談で何が話し合われたのか秘密になっている。かん口令だ。また尖閣に対する中国の領土侵犯もしかりだ。代わりに靖国では内政干渉を言われて、麻生は社会党総理の村山談話を棒読みしただけ」
「麻生太郎は史上最低の総理大臣だな」
「国民の審判を恐がっているのが見え見えだ」
「解散は何時?」
「(じゅうめい)が言ってるじゃない。イタリアサミットまでは絶対にない。7月12日の都議選の結果を見て決める」
「石に噛り付いてもサミットへ行きたい我欲だけ。後は政権投げ出しのパターンだな」
「麻生と古賀は、自民党が勝利すると読めば、今すぐにでも解散だ。どんな理屈をつけてもやる。しかし自民惨敗の分析だから出来る訳がない」
「本当はサミット前に選挙をやって、麻生が勝てば、堂々とサミットへ行けるのだが、負ければその時点で、辞任スピーチになる」
「小沢はどうする。続投?」
「不明だな。小沢自身も分からないだろう。補正国会の進展次第。問題は、麻生に対する問責は出さないという赤門検察との裏取引がある。そういう噂がまことしやかに流れている」
「ある情報では、反小沢グループは血判状を回して覚悟を決めつつあるというが」
「そうだな。結果的には自民党を利することにもなると思うけど」
「しかし、そういう小さい政局を見ていては駄目だ。目先のエサに目が眩むのではなく、芯の通った清新な国家経営とビジョンを打ち立てるべきだ。ヒントは細川護煕にある。あの時、熊本知事から転進して日本新党を立ち上げ、小池百合子と二人で遊説を始めたが、結果は一大旋風を巻き起こし、自民党を下野させた」
「国民はそういう清風を渇望している。その風にはためく旗を掲げることができるかどうかだ」
「自民党、官僚の腐敗政治 VS 長妻、前原、枝野、馬淵らの戦いだ」
(じゅうめい、低くボレロを口ずさむ)
明日から本当のゴールデンウイーク。いつものように島、絵美、銀さん、洋子ママが揃った。まず冷えたビールで乾杯。
「ちょっとさ、今の豚インフル騒ぎというのは異常だな」
「異常だ。 インフル狂騒曲、まるで戦争前夜の雰囲気だ」
「それを高みから、ほくそ笑んでいる奴らがいる」
「それどういう意味?」
「危機管理の名の下にメディアを総動員して、大衆を踊らせ、大衆催眠をかけるている奴ら」
「メディアと大衆をコントロールする、近未来は大衆をどのようにコントロールし、羊の群れのように囲い込むか。その情報統制の訓練」
「そう考えると今回の騒動は、支配権力者の粘液質を感じさせる」
「考えても見ろよ。日本だけで年間に1千万人がインフルエンザにかかる。そして日本だけで1万人が死亡する。死亡率0.1%。免疫力が落ちた高齢者がかかり、肺炎等の合併症を引き起こし死に至る」
「既存のインフルで年に1万人も死んでいるのに、今回の豚インフルはまるで感染したら即死かのような印象を与えている。そして水際作戦だとして、異様な検疫体制を採っているが、新型インフルは毎年世界のどこかで発生し、日本もそれから逃れる事はできない」
「そういうこと。皆誤解しているのは、空気感染でかかると思っているが違う。飛沫感染だからくしゃみが恐い。だからマスクが有用だ」
「7年前にサーズという鳥インフルエンザが中国で発生して、パニックになったが、あれとて日本に大きな被害はなかった」
「そうそう、あの時は海外出張禁止になった」
「今週、成田でJALから降りてきた日本人男性が言っていたが、(乗客を脅かすような雰囲気で驚いた)と、そして日本人女性は(成田に来て大騒ぎになっているのでびっくりした。メキシコでは騒ぎになっていない)」
「横浜のカナダ帰りの男子高校生もソ連型インフルであり、豚インフルではなかった。病院の前までテレビの中継車が出て、熱が下がったとかどうとか記者が喋っていたがやり過ぎだ」
「病院に行けば、他の重大疾患で生きるか死ぬか、必死に病気と闘っている人達が大勢いるが、まるでお構い無しだ」
「一億総パニックの様相だな」
「スペイン風邪の当時と異なり、既に我々は抗ウイルス薬のタミフル、リレンザという有効な武器を持っている。また豚ウイルスはアルコール消毒に弱い。だからヒステリー・パニックの方が恐い」
「俺は毎晩アルコール消毒をやっているから大丈夫だ」(笑)
「そういうウイスキー消毒は効かないわよ」
「つまりさ、まともな政治リーダーがいない証拠だ。笑っているのは官僚だけ。官僚は自分達で焚き付けながら、大衆のバカさ加減を見て、鼻で笑っている」
「最近の日本を見ていると、後藤田さんを思い出した。正純じゃなくて亡くなった後藤田正晴。後藤田さんなら苦い顔をして官僚と政治家を叱っただろうが、東大卒が凄かったのは、あの人の時代までじゃないかな。その後は単に暗記の反応が早いだけのマークシート秀才が権力を握ってしまった」
「ノーパンしゃぶしゃぶ、強姦、居酒屋タクシー、官費で夜の銀座に通い詰め、偽メールで自殺、手鏡痴漢で何度も捕まったエコノミスト、最近では銭湯で窃盗まで始めた赤門の連中」
「そしてローマでの泥酔会見。アルコール消毒のし過ぎ」(大笑)
★ スマップ草剛
「全裸で深夜の公園で暴れていたとは」
「ミッドタウンのあそこね。毛利家の屋敷跡だったけど」
「韓国語で何か怒鳴っていたとか。彼は元々、在日朝鮮人じゃないのかな」
「韓国名はチョナンカンとか言うんじゃない」
「キムタクもよく韓国へ行くみたいだけど、里帰りかな。この前、武士の一分でアカデミー主演賞を取って、授賞式に出なかった日本嫌いニダ」
「そういうこと?」
「スマップの作詞家の園田が覚醒剤で逮捕された。園田は韓国系の歌手に作詞を多くしていた」
「そういう繋がりか」
「まあ、何でもいいけど、フルチンでダンスを踊って、でんぐり返しをやっていた。桜田門が言っていたけど、実は一人の男が草を見ていたって」
「誰かが見ていたか。でもある意味、健康的? 大声を上げてパーポなんて言わなきゃよかったけど、韓国語ではバカをパーポと言う」(笑)
「いわゆる、酒乱というやつだな。飲むと目が据わるタイプ」
「人格が変わる奴ね。英語でチェンジ。そういうのいる。普段のストレスが溜まっているタイプ」(笑)
「起訴猶予になったし」
「半年くらい謹慎して、チェソハンミダ、ヨロブンアンニョンハシムニカ、なんて言いながらテレビに出てくるかもね」
「何それ」
☆ 麻生太郎と小沢一郎。
「何かB級ホラー映画になってきた」
「レイムダックの総理が外交をさかんにやるのは許されないが、麻生は日本から逃げるようにして海外へ行く」
「外国の機関は日本を分析している。最長で9月10日までの総理など誰も相手にしていない。逆に麻生の足元を見て、自国に都合の良い条件を麻生に呑ませてくる。今回も中国にいいようにされて、日本にとって重要な東シナ海の油田開発を中国は一方的に破ったが、今回の首脳会談で何が話し合われたのか秘密になっている。かん口令だ。また尖閣に対する中国の領土侵犯もしかりだ。代わりに靖国では内政干渉を言われて、麻生は社会党総理の村山談話を棒読みしただけ」
「麻生太郎は史上最低の総理大臣だな」
「国民の審判を恐がっているのが見え見えだ」
「解散は何時?」
「(じゅうめい)が言ってるじゃない。イタリアサミットまでは絶対にない。7月12日の都議選の結果を見て決める」
「石に噛り付いてもサミットへ行きたい我欲だけ。後は政権投げ出しのパターンだな」
「麻生と古賀は、自民党が勝利すると読めば、今すぐにでも解散だ。どんな理屈をつけてもやる。しかし自民惨敗の分析だから出来る訳がない」
「本当はサミット前に選挙をやって、麻生が勝てば、堂々とサミットへ行けるのだが、負ければその時点で、辞任スピーチになる」
「小沢はどうする。続投?」
「不明だな。小沢自身も分からないだろう。補正国会の進展次第。問題は、麻生に対する問責は出さないという赤門検察との裏取引がある。そういう噂がまことしやかに流れている」
「ある情報では、反小沢グループは血判状を回して覚悟を決めつつあるというが」
「そうだな。結果的には自民党を利することにもなると思うけど」
「しかし、そういう小さい政局を見ていては駄目だ。目先のエサに目が眩むのではなく、芯の通った清新な国家経営とビジョンを打ち立てるべきだ。ヒントは細川護煕にある。あの時、熊本知事から転進して日本新党を立ち上げ、小池百合子と二人で遊説を始めたが、結果は一大旋風を巻き起こし、自民党を下野させた」
「国民はそういう清風を渇望している。その風にはためく旗を掲げることができるかどうかだ」
「自民党、官僚の腐敗政治 VS 長妻、前原、枝野、馬淵らの戦いだ」
(じゅうめい、低くボレロを口ずさむ)