武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

鳩山由紀夫と麻生太郎

2009年05月17日 | 人生の意味
鳩山由紀夫と麻生太郎。
マーフィーの法則にしっかりとはまった麻生太郎。
検察権力を使い、小沢一郎の追い落としには成功したが、愛の鳩山が登場してきたシーンを見ると、鳩山は意外に強敵ではないのか。鳩山は前に党首経験があるが、昨日の党首就任演説を聴く限り、10年前に較べて大きく成長した。
62歳。総理としては悪くない。他方、麻生太郎の演説と答弁を聴いていると、ダミ声を発し、口を尖らせ、目を険しくして、ヤクザ者のそれと変わりない。どうして麻生太郎のような人物が自民党の総裁、日本の総理になれたのか首をかしげるばかりだ。
考えてみれば、自民党という党は、多士多才を抱え、自民党内で擬似政権交代を行なってきたが、今はそれができない。好き嫌いは別にして、平沼赳夫、綿貫民輔。亀井静香、小林興起、城内実らを追放し、鳩山、小沢、岡田、渡部、羽田、石井らが離党した。そして今や、中堅若手の層は9対1で民主党が自民党を実力的に圧倒している。これで自民党にガタが来ない方がおかしい。
麻生太郎がどのように悪あがきをしても、麻生自民党は風前の灯火になってしまった。
★ 大相撲。
昨日の大相撲を見た。上位はモンゴル人同士か東ヨーロッパ人の取り組みで、唖然とした。 日本人力士がいないのだ。モンゴル人力士は今や、50名近くいるらしいが、興醒めだ。大相撲という名称をモンゴル・ユーラシア相撲と変えたらどうかと思うのだが。

山下夏君(7歳)。米国で心臓移植。
ついに心臓移植のドナーが現れ、5月4日18時より、アメリカUCLA病院にて、山下夏君の心臓移植手術が行われ、成功した。手術後の経過は良好で、翌朝の5月5日に目を覚ました夏君は、元気な表情を見せたという。そして、5月13日午後に無事退院することができた。夏君の容態は、移植手術後は日に日に元気になっているという。一つの山は乗り越えたが、これからのケアが重要になる。夏君の母親はアメリカで、「誠にありがとうございました。感染予防等に注意してがんばります」と語った。
やったね夏君。君の生命力は素晴らしい。我々にも勇気を与えてくれたね。

現代医療のひとコマ。
癌の治療ができなくなって、病院から追い出されるように退院させられる人が大勢いる。今の医療制度は、3ヶ月以上の長期には入院できないシステムになっている。なぜなら入院日数が長引くと、病院に入る報酬が赤字になる。また、がん専門病院の場合、厚労省の指導で、効率的に患者が治療を受けられるように、ベッドの回転率を早くする目的もある。例えば大学病院は、再発がんは原則的に入院対象にはならない。つまり「がん難民」という言葉が使われる。病院から追い出される形で退院して、在宅治療に流れついた患者は大勢いる。
病院で治療を続けたいという希望は尊重されるべきではないのか。本当に患者や家族が納得した形で、在宅で闘病を続けているのか、今の医療には疑問がある。片や、117億円をかけて麻生太郎は漫画博物館を都心に作るという。高級公用車に漫画本を山積みにしている総理大臣が我が国に存在する。
(ムラマサ、鋭く斬る)
コメント
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