鳩山と瑞穂と亀井。
絹のパンツと木綿のパンツとフンドシが揃って記念写真に納まった。このスリーパンツ、考えてみれば赤門であった。赤門は日本の鬼門なりきか。
さて、社民はインド洋即時撤退を引っ込めた。そして米軍撤退、基地返還などという中国日本支部長のような主張も止めたようだ。みずほのオバサンも与党権力に入り、大臣になりたいということ。そして最終形は、民主党との「対等合併」を目論む。しかし民主党も腰が甘い。社民も国民も国民の支持がない。国民などは代表も幹事長も落選してしまった。そういう政党に遠慮して国家は前に進まない。それでなくても、民主党内には旧社会党系の反日グループや旧自民党Gを抱えており、連立などしている暇などないのだ。
さて、亀井と綿貫の悲願である郵政民営化見直しは進む雰囲気になってきた。但し、純国営化へ戻すのは難しいだろう。いずれにせよ小泉竹中は悔し涙だ。郵政民営化の問題は何度も取り上げてきたが、小泉さんと竹中平蔵のやり方は、中途半端であった。結果的に名前だけは株式会社に変わったが、より郵政官僚の支配を強めただけであった。民営化になっていないから、鳩山も西川善文を首にすると昨日も喋っていた。例え総理でも民間企業の経営には口が出せないのが当然だ。そもそも日本郵政を民営化するのに後10年もかかるなどという事実を国民の何人が知っているだろうか。国民の貯金200兆円の使われ方は今もって国の国債を買っている。その金利は1.6%だが、庶民が貯金している3年物の定額貯金でさえ年利0.2%しか付かない。その差し引き2.8兆円が日本郵政の儲けになるが、その2.8兆円を払っているのは我々の税金なのだ。しかし、2.8兆円といわれてもピンと来ないが、定額給付金2兆円を頭に浮かべれば、4人のモデル家庭で6万4千円以上の富を、国に収奪されているのと同じ事だと知る。しかも毎年だ。
★自民党。
9月16日を境にして自民党は冬の時代に入る。その冬は長く厳しいものになる。利権を分配するしか能がない政党が、権力を失ったら何もできない。それどころか、新政権によって自民党の悪事が次々に暴露されるのではないか。
その腐敗は容赦なく国民の前に明らかにされる。腐った弁当を綺麗なラップで包んで売っていた麻生自民党の姿が明らかになる。
★台湾の李登輝・元総統(86)。
先週来日し日本の各地で講演した。親日家だが今は台湾で野党の立場にいる。京都大学を卒業し、日本人以上に日本の造詣が深い。昔の日本のサムライだ。
さて総選挙で圧勝した民主党の、中国重視の外交政策について「外交は、日米協調路線を基軸にすべし。中国とは節度ある交流をするべきだ」と訴えた。
李氏はさらに、「中国への卑屈な外交は世界第2の経済大国の日本にふさわしくない」として、中国とは 「君は君、我は我というように、主体性を持ち、けじめのある関係でなくてはならない」と述べた。
また、鳩山が唱える 「東アジア共同体を考える前に、台湾との関係をどう考えるかが大切だ」と、台湾との関係重視を求めた。しかし、現政権である台湾の馬英九・総統は、大陸出身を誇示し、中国との協調路線を進み、その分、対日外交は厳しいというのが現実だ。昨年、尖閣海域で台湾遊魚船が日本領海を侵犯し、保安庁に追いかけられた末に、台湾船が保安庁の船に衝突し沈没した事件があった。その際、馬総統の国民党政権は反日キャンペーンを激しく煽動した。総理大臣に当たる劉兆玄・行政院長は「日本と戦争することも辞さない」と台湾国会で発言し、キールン軍港から台湾海軍の軍艦を出撃させようとした。
また、日本の駐台湾大使に当たる斉藤正樹・交流協会台北事務局長が、歴史問題について中国に耳障りな発言をしたとして、馬総統の逆鱗に触れ、つい最近まで斉藤正樹は、台湾における外交活動の禁止処分を受けていたのだから、日本も台湾との間に距離を置かざるを得ない。
しかし李登輝氏は言う。「日本の若い世代は安定した社会で育ち、生活は豊かだが、危機意識がない。中国に対して何も言えず、不正義に対して胸を張って対抗できない。昔の日本人が持っていた公正、責任感、忠誠心を尽くそうとする(日本の武士道精神)はどこへ消えたのか。これは日本の最大の危機だ」と締めくくった。
★千葉県、森田健作こと鈴木栄治知事。
銚子市の市立病院を赤字だとして閉鎖しようとした千葉県は、その一方で国民の税金を盗み放題であったという。しかも30年以上もやっていたというから、OBも含めて返還させる、悪質な者は逮捕して刑務所にぶちこめ。県庁の各部署には金庫があり、中に現金や商品券が分かっただけで4千万円以上置いてあった。まずこれらの金庫を撤去しなければ駄目だ。また同時に現金には触れさせない。千葉県の不正が明るみに出た理由は、今年になって県の職員が150万円を横領したとして逮捕された。同時に別の職員2人が共謀して2千万円を私用に使ったことがバレて逮捕された。高級クラブや高級料亭で芸者を呼び遊んでいたという。これらの事件を契機にして不正経理問題が明らかになった。県に物品を納入している取引業者の話しでは、30年以上に渡って不正が行なわれていたという。断われば、取引が停止される為に癒着していた。職員が不正に操作した金額が、2007年度までの5年間で約30億円に上り、県警本部を含む383の部署で組織的に行われていた。ということは30年として180億円になる。5年間だけで使途不明金が7億円に上る。手口は、代金を取引業者の口座にプールする「預け」と「注文差し替え」。注文差し替えとは、正規の事務用品を発注した後に、私用のパソコンに差し替えて自分の物にするという手口。さらに金券に換えて業者から貰うという手口。現金そのままもあった。中でも悪質なのは、公共事業関係の土木部と農林水産部で全体の57%(16億8700万円)を占めた。千葉県警本部でも「預け」など1億4000万円。泥棒を捕まえる前に、県警が泥棒になっていたという話。
(ムラマサ、鋭く斬る)