武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

日本の宇宙への旅立ち。 官僚腐敗を斬る。

2009年09月11日 | 人生の意味

国際宇宙ステーション(ISS)。
日本の新しい宇宙船型ロケットが打ち上げに成功した。素晴らしい。
新型ロケットH2Bは、2本の主エンジンと4本の補助ロケットに点火された後、オレンジ色の炎を噴出させながら、午前2時の夜空を鮮やかに染め、グングンと宇宙へ向かって飛び立って行った。
種子島宇宙センター
から11日午前2時1分、国際宇宙ステーションへ物資を運ぶ為、日本初の無人宇宙船「HTV」を載せた国産ロケットが宇宙へ飛び立った。来年、米国のスペースシャトルが退役した後は、世界最大の搬入口と輸送力があるHTVが輸送手段として期待される。宇宙飛行士への手紙、衣服、食料、実験装置などの物品がISSへ搬入された後、最後はISS内の不用品を積んでISSから分離され、大気圏に再突入して燃え尽きる運命にある。
HTVはISSとの結合中、宇宙飛行士が出入りするため、有人宇宙船並みの安全性を備えており、日本の有人宇宙船による月探査の大きなステップになる。
★民主党。
人材がキラ星の如くだ。前原誠司、長妻昭、枝野幸男、馬淵澄夫、細野豪志、松原仁、海江田万里などなど数多の中堅若手がひしめき合っている。また、新人の福田衣里子の演説を聴いていると涙さえ湧いて来る。16日の新政権樹立が楽しみだ。
★麻生太郎。
「昨年の10月に選挙をやっていれば、こんなに負けなかった」と愚痴ったらしいが、あの時の麻生太郎の選挙分析は、自民党200議席、公明党30議席の合計230で過半数を取れない。だから選挙を引っ張ったというのが真相だ。景気対策というバラマキと2兆円の給付金で国民の歓心を買おうとした。政権を浮揚させて総選挙という計画だったが、逆に麻生支持は下がる一方。最後に手を打ったのが3月上旬、小沢一郎の公設第一秘書・大久保隆規をバーンと逮捕して、小沢一郎潰しをやった。これは麻生と樋渡検事総長が帝国ホテルで密会して決めたという。その後、民主党の支持は下がり、3月末に本予算が上った時点で解散をやれば最後のチャンスだったが、麻生は決断できなかった。
なぜなら4月中に14兆円の補正を組まなければならなかったからだ。つまり麻生企業に対する公共事業による救済と財務官僚と密約していた定額給付金2兆円の倍返しで、4兆円を官僚の基金に払うということだった。小沢の片腕がやられて、鳩山が登場する5月中旬までに、総選挙をやっていれば、自民党は勝っていたのではないか。少なくても惨敗はしなかった。
村木厚子、厚労省の元局長(休職中)。
拘置所にぶちこまれた村木厚子は、「証明書をめぐり不正をしたことは一切ない。倉沢邦夫も凛の会も知らない」と完全否認を貫いている。しかし、部下であった係長の上村勉は別の供述をしている。「村木課長から凛の会向けに証明書を作成するように指示された。必要な申請書類が倉沢邦夫から出されていないので、どうすればいいかと村木課長に指示を仰いだ。村木課長からは、審査はいらない、証明書だけを作るようにと指示されたので、証明書を作成し公印を押し、村木課長に渡した。その際、村木課長からは、この件は忘れるようにと言われた」。
一方、倉沢邦夫は言う、「民主党の石井一議員から厚労省の元部長に話をしてもらい、2004年に村木課長に引き合わされた。その後、証明書が出来たから取りに来るようにと言われ、厚労省で村木課長から直接、証明書を受け取った」と述べている。
この元部長と石井一は、阪神淡路大震災で仲良くなったという。村木に公文書虚偽作成を指示したのか、あるいは虚偽を知っていたかどうか。元部長は、大阪地検特捜部に何度も事情聴取されており、都内の自宅と勤務先の福祉医療機構にまでガサを入れられた。村木厚子が頑強に否認するのは、元部長をかばうことが目的なのか。
元部長は2006年9月に厚労省を退官し、厚労省所管の独法「福祉医療機構」(東京都港区)の理事になっていた。つまり天下り官僚だ。
この事件は、障害者自立支援法との絡みがある。 つまり厚労省の悲願であった障害者自立支援法を成立させる為に、族議員と野党の協力が必要だった。障害者自立支援法を2005年10月に強行採決させたのは、時の総理大臣・小泉さん。その時の厚労大臣は自民・尾辻秀久。
さて、少しややこしい話をすると、「白山会」の前身、自称障害者団体「凜の会」の会長だった倉沢邦夫は、自民党の大物副総裁であった故・川島正次郎の秘書を経て、民主党の副代表・石井一の弟である石井一二・元参院議員の公設秘書であった。また白山会は、民主党代議士・牧義夫を応援していたが、牧義夫は鳩山邦夫の元運転手で、鳩山由紀夫の子飼いでもある。白山会の名前は、鳩山の実家である音羽御殿の東京都文京区白山通りに事務所があることから来ている。

さてさて、倉沢邦夫の初公判が9月10日、大阪地裁で開かれた。郵便法違反について倉沢は「その通りです」と起訴事実を認めた。約3億7700万円の郵便料金を不正に得たことになる。
人事院総裁の谷公士(69歳)。
赤門帝国の総統が、民主党政権樹立を目の前にして辞職する。
後3年の任期が残っているが、民主党に討たれる前に逃げたということだ。
谷公士は辞任の理由を、「公務員制度改革で批判を受けた。一連の騒動を受け辞めたいと思っていた」と言うなら、なぜ選挙の前に辞めないのか。官僚の説明は、へ理屈はうまいが、論理矛盾だ。そして何よりも、官僚という生き物は、腐った弁当を綺麗なラップに包んで、国民に売ろうとする輩(やから)だ。
この谷という人、政府の決定に逆らい、総理大臣主宰の会議への出席を拒否し、甘利大臣から「傲岸不遜」と非難された。谷は赤門、郵政官僚、郵政事務次官を経てから複数の渡りを経験し、退職金を食い散らかした後に人事院総裁に収まった。民主党政権は天下りを認めないから、そのまま優雅な共済年金生活に入る。退職金は1億円の見込み。
谷内正太郎。赤門、外務事務次官出身。
4日に辞表を提出した。谷内は「麻生さんから命を受けて、政府代表になった。総理が辞任する以上、私も殉じる」と語った。鳩山が総理になれば直ぐに首になることは必定。谷内は外務省のホープと言われたが、ロシア、米国、欧州、中国、北朝鮮との外交など、何の成果も得ることはできなかった。逆に日本の国家損失を招いたというのが実態だ。外交音痴の人。
(ムラマサ、鋭く斬る)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする