武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

谷垣禎一のハニートラップ

2009年09月14日 | 人間の欲望

昨日の田原のサンプロ。
民主党の松本剛明と国民新、社民が、今後の3党連立の政策を喋っていた。
議論というより、何かお寒い喋りだった。自民党崩れの国民新の浮浪性、中国の支部長というか代理人の社民党、これらの野犬を入れた今後の3党連立は、必ず逆噴射を引き起こす騒動をもたらすだろう。
日本のインド洋給油を巡るアフガン支援、沖縄の普天間基地問題についても同じこと。米国の方向性と社民党の目線は、お互いに逆方向を見ているから、どこかで妥協するという選択肢はない。社民が妥協すれば、社民の存在意義は消滅する。妥協しなければ、連立離脱になる。民主党の問題というよりは社民党の問題なのだが、そもそも、たった7人の衆議院議員で日本の安全保障を左右するなど、もっての外だ。もし日本の安全保障に関わる政治をやりたいならば、社民党は最低でも100人の代議士を抱えなければ、安全保障についての発言権すらない。
★自民党。
谷垣禎一が総裁選に出るという。かつては加藤紘一の子飼いであったが、加藤の乱の後に加藤から離反し、自前の谷垣派を作ったが、古賀派に吸収されたように根性がない。官僚出身ではないが赤門、世襲議員。そして以前、中国の工作機関のハニートラップにはめられたと週刊文春にスクープされたことがある。
そもそもこの人、旧長銀に8兆円以上の公的資金を注入しながら、米国ファンド(旧リップルウッド)に、たった10億円で売ってしまった。しかも瑕疵担保責任付きだから、損失が出た場合、日本政府が損失を補填するという特約付きだったことがバレて、大問題になった。その時の政府の責任者であった金融再生委員長がこの人。
谷垣禎一財務大臣、 中国人女性『買春』疑惑」 と題した、2005年12月1日発売の週刊文春記事によると、宿泊ホテルの「西苑飯店」 のディスコで、声をかけられた中国人の美人女性を自分の部屋に連れ込んだ。1時間後に女性が部屋を出た後、中国公安部が谷垣のドアをノックした。公安は谷垣を別室へ連れて行き、部屋で何をしたかという取り調べをしたという。自由恋愛ではなく、娼婦を部屋に連れ込んで関係を持つことは売春法違反で犯罪になる。事件が起きたのは1988年4月、谷垣禎一が北京で開かれた「第4回、日中民間人会議」に出席した時のことであった。谷垣は男盛りの43歳。 文春の取材は、日本側の参加者30余名を含め、中国でも取材をしたという。 それに対して谷垣は全面的に買春を否定した。ある時、文春記者が谷垣に取材すると「断固、否定する」と叫んだという。文春側は、日本の警察庁が作成した中国当局の買春リストに、谷垣禎一の名前があった事を入手していた。それに対して谷垣は、週刊文春の記事は名誉毀損だとして裁判を起こした。その訴訟内容は、親会社の文藝春秋に2200万円の賠償を求めた裁判だったが、結果的に裁判所は文春に330万円の支払いを命じた。判決は 「買春リストの入手経緯が明らかでなく、警察庁が作成したとは認められない」と述べ 「中国の公安当局による事情聴取の事実は存在しなかった」と判断した。文春はこの判決に対して「ニュースソースの秘匿という報道機関の責任を逆手に取る判決で、司法の現状に暗たんたる気持ちだ」 と論評した。中国の外国要人に対するハニートラップ、つまり美人女性をVIPに接近させ、セックス買春行為の証拠をネタに恫喝し、中国の言う事に従わせることは、中国の常套手段だ。この種の罠は欧米人を含めて世界のVIPに中国は仕掛けているとされる。
言ってみれば古典的な外交スパイであるが、ある意味、それが非常な武器になるという。 中国の狡猾性と前近代的な社会構造を垣間見させる。
(ムラマサ、鋭く斬る)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする