武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

マレーシアに死す

2009年11月04日 | 人生の意味

マレーシア空港で日本人女性が麻薬で捕まる。
10月30日夜、日本人女性(30歳)が、覚醒剤4・7Kgを所持していたとしてKL空港で逮捕された。UAEドバイ発の飛行機でクアラルンプール空港に到着し、入国検査の際、スーツケースから2つのプラスチック容器に入った覚せい剤が見つかった。女が持っていた覚せい剤4.7Kgは、日本の末端価格で4700〜9400万円に値する。最近、日本の覚醒剤は品不足で、価格が倍になったと桜田門は言う。
さて、マレーシアKLの日本大使館員が女性と面会し身元を確認したが、名前や職業は本人の希望で明らかにされていない。大使館員の話しでは、過去5年、日本人が覚醒で拘束された例はない。
マレーシアでは麻薬で有罪が確定した場合、絞首刑だ。まあ、こういう女は金目当ての運び屋だが、シンガポールやマレーシアでは、麻薬が見つかった場合、死刑になる。マレーシアのイミグレカードに麻薬所持者は「死刑」と明記されているから、この女性は読んでいるはずだ。覚醒剤を無くすには、そのくらい厳しくすることが必要だ。
この日本人女性は30歳というが、初めての運び屋なのか、それとも何回か成功したことがあるのか。ギャンブルをやってしまったバカな女。色の浅黒いマレー税関の前で心臓がドキドキしたに違いない。多分、報酬は何百万円かの運び賃であったろう。そんな物に生命と人生を賭ける値打ちはない。
南十字星輝く熱帯のマレーシア、絞首台の露に消えることになるとは、親も悲しむだろう。
自民党の言い訳。
一昨日の衆院予算委で、鳩山、ドン亀の政治資金問題を、自民幹事長の大島がさらりとやっただけで、深く追求しなかった。ハニー谷垣や加藤紘一は、「国民はそういうレベルの追及を期待していないから」と弁解していた。
こういうのを笑止千万という。鳩山やドン亀の不正疑惑を、自民党は追及できる立場にない。なぜならそれをやれば「しっぺ返し」は必ず自民党にやってくる。自民党の議員のほとんどは大なり小なり腐敗の沼にいるから、今や国税、総務省、検察の権力を握っている民主党に刃向かうわけにはいかぬ、というのが真相だ。

★鳩山由紀夫。
この人、金にまつわる不正は、どこまでも続く。
普通の人が、7226万円の所得を得て、税務申告をしなかった場合、逮捕の可能性すらある。11月2日、鳩山が2008年に株を売って得た7226万円の所得を税務申告していなかったことに鳩山由紀夫は、「事実であり、直ちに修正し納税した」と発表した。今や真っ黒に汚れた鳩か。
外務省。
外務省というのは問題の多い省だ。 つまり外国であることを口実にして、好き勝手なことをやっている。 外務省の「健康管理制度」では、「環境が厳しい勤務地」の公館に勤務する外務省職員と家族は、健康診断を受ける目的で、先進文明国に旅行できるという。例えばアフリカの国から欧州の英国、フランス、ドイツ。中南米なら米国などへの往復のノーマル旅費が支給される。もちろん手当も支給されるという。
これは全く変な話だ。重病になった場合は日本へ帰国させることが一番。重病の為に帰国が不可能な場合、「文明国」の病院に入院させることはあって良い。しかし定期健康診断の為に、外国へ出張するなど認められない。日本の公館がある場所は、例えそれがアフリカであろうが、中南米であろうが、都市部に存在する。そこには立派な病院があり医師がいる。そこで健康診断を受ければ良い。
また、外務省の外交官や職員はビジネスクラスで移動するのは問題ない。 国を背負って仕事をしている以上、エコノミーを利用する必要はない。
しかし問題は、ノーマルビジネス運賃で見積りを出し清算を行い、実際は格安運賃のエコノミーで渡航している外交官と職員がいる。そういう詐欺師のような真似は止めにせい。
日本航空(JAL)
2010年度以降に静岡空港から撤退するという。
2010年4月以降、JALの飛行機を飛ばさないと静岡県知事に最後通牒を文書で出した。川勝知事は、開港数カ月にも関わらず撤退するのは、けしからんと日航を非難した。
日航はすでに神戸空港や松本空港にも撤退を伝えている。松本の場合、日航が撤退した場合、幽霊空港になる。また来年の3月に開港予定の茨城空港にもJALは飛ばない。静岡空港などは国交省官僚出の前知事の石川嘉延が1800億円の大枚をはたいて作ったが、何の為に金をかけたか意味不明だ。新規空港の建設費用は相場が300億円。その6倍を投資したのだから、国の借金は増えるばかりだ。ちなみに石川嘉延は、西松建設から政治献金を貰っていたことが分かっている。
★韓国。
今の若い人は知らないが、泣く子も黙る韓国スパイ工作機関のKCIAのボスであった李厚洛が10月31日、脳腫瘍のためソウルで死去したという。85歳。彼抜きには
1960〜70年代の韓国史は語れない人物だった。韓国の裏面史と金大中拉致事件の秘密は墓場まで持っていくということだ。  
1961年5・16韓国軍事クーデターの後、秘密警察のボスとして権力を握った李厚洛。 1963年に朴正煕が大統領になると、秘書室長となり、闇の権力者として腕を振るった。朴大統領の絶対的な信頼を背景に、
1973年8月、後に大統領になった金大中を東京のホテルから拉致したのが李厚洛であった。金大中は袋に入れられ、韓国船から日本海の海中に捨てられる寸前だったが、それを救ったのはスクランブル発進した日本の自衛隊機であったとは。日韓裏面史のワンシーンだ。
李はその後、事件について語ることはなかった。
(ムラマサ、鋭く斬る)

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