色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない
シンガポールのオバマと鳩山。
彼の地で再開した二人、と言えばロマンチックに聞こえるのだが、鳩山がオバマを日本に置いてきた形になったことに、「I am sorry」 と鳩山は謝ったそうな。
テキサスのフォートフッド陸軍基地での銃乱射事件、オバマが予定を変更して、日本へ来るのが1日遅れたせいだが、あえて言わせて貰えば、オバマは1日早くテキサスへ行くか、代わりに副大統領が出席するか、どちらかを選択するべきではなかったか。重要な日米会談を1日潰したことにより、すべてが押せ押せになり、ゆったりとした気持ちで議論ができなかったことは、米国は日米同盟を軽く見ている。
★昨日の田原のサンプロ。
(普天間基地)
外務副大臣の福山と目つきの悪い石破茂。
自民党が決めた日米合意、つまりホワイトサンドと珊瑚が美しい海、ジュゴンが棲んでいる辺野古ビーチへの移転を見直すというのは当然のことだ。権力が変われば権力の考え方も変わる。それが選挙という民主主義なのだ。石破茂は日米合意を守れ、日米軍事同盟が重要だと述べる。我々も日米軍事同盟を支持する。しかし、そもそも1995年に、橋本総理と米国が普天間基地を、遅くても2002年までに廃止することを正式に合意したが、今まで何もやって来なかったのは誰の責任なのか。
そして民主党が政権を取りそうになると、慌てて辺野古移転に合意したインチキ。
辺野古の自然を守るのは人類の責任ではないのか。
民主党はマニフェストで、普天間基地の国外、県外移設を訴え沖縄で全勝した。それを受けて、改めて日米合意を検証する事は当然だ。石破は元防衛庁長官であり、元防衛大臣でもあったが、長年、何をやってきたのか。仕事もせずに、怠慢というアグラをかいていたのではないのか。
(郵政の西川善文の言い訳)
次に郵政の西川と丹羽。
口から出るのは愚痴ばかり。前の鳩山邦夫・大臣が、「かんぽの宿一括売却」 問題で、西川善文はけしからんと述べたことについて、西川善文は、「私にやましいことはない」と弁解していたが、本人が認めているように、当事者のオリックス社長の宮内義彦とはツーカーの仲で、オリックスにはリーマンの投資金が200億円入っており、同時に日本郵政の正式アドバイザとしてリーマンが郵政を操り、その結果、何が起きたかと言えば、2千数百億円の全国に渡る優良物件を、たった100億円ほどでオリックスに売ろうとした。しかも表向きは入札方式だったが、次々に名乗り出た企業を入り口で脱落させ、結果的には2社入札で、オリックスが100億円ほどで落札したことになったが、実はオリックスの1社入札であったことが後になってバレた。つまり虚偽と欺瞞の裏取引。100億円の物件の中には、優良物件として埼玉副都心にある、新築の豪華ビル、宿泊設備完備の温水プール付きスポーツセンター、世田谷の一等地、何十面もあるテニスコートと緑地、都内駅前にある郵政の社員寮などなど、とてもとても100億円の雀の涙で買える物件ではなかった。そもそも、それらの財産は我々国民の財産なのだ。西川善文と丹羽などは、国家財産窃盗未遂罪で刑務所にぶちこめ。
★ドン亀と鳩山の郵政民営化。
「古代ザウルスが生き返った」。
化石のような顔を持つ元大蔵事務次官の斎藤次郎を郵政社長にしたのは官僚の天下りと渡りだ。しかも73歳という古代生物。
民主党は脱官僚依存という旗を掲げながら自己否定してしまった。
さて、郵貯残高は小泉さんが手をつける前は240兆円だったが、小泉改革の失敗で、今は180兆円へと激減してしまった。しかもその80%が日本の国債を買っているのだ。小泉さんの郵政改革というのは何だったのか。しかも郵貯、簡保は、ブツ切りにされたように、サービスが顕著に低下してしまった。
一例を挙げれば、親が死んで遺産相続をする場合、以前は地元の郵便局ですぐに現金化したが、今は、郵政センターへ送付する為に、現金化するのに2週間かかるのだ。対して民間銀行の遺産相続手続は、1時間以内にすべての処理を終え、現金化する。
★政権交代後の民主党。
国会で官僚に答弁させずに、政治家が自身の言葉と見識で答弁することは良いことだ。自民党にはできなかった政治だ。但し、先週の参院予算委では官僚が答弁していたから、まだ中途半端だ。その際、何人かの官僚が答弁していた。しかし、揚げ足を取られまいと、慎重というより、法律書を読むような答弁をしていた。そういう答弁なら必要ない。そんなものは犬にでも食われた方がいい。
さて、初めての国会本会議で、鳩山は自民党のハニー谷垣から財源について追及されたが、「こんな財政にしたのは誰なのか。あなたがたに言われたくない」と発言した。全くその通りで説得力があった。自民党と官僚が無茶苦茶にした国家財政に対して、自民党が何か文句を言う権利など無いと知れ。
★枝野幸男と仙谷の事業仕分け。
「たった1時間で判定が出ていいのか。これでは公開処刑だ」 といった批判があるが、じゃあ1日、2日、1ヶ月かければいいのか。そうではないだろう。1時間の集中の凝縮した時間で意見を集約して判定を出す。こういう手法は時には必要だ。
今回の仕分け作業で、いかに官僚が無駄な金をナントカ財団、ナントカ社団、ナントカ基金という公益法人に金を垂れ流して、官僚の天下り、渡りの温床を作っていたか、その一端が明らかになった。今の日本の世界ワースト級の貧困率を考えたら、官僚など刑務所にぶちこむほどの大罪を犯している。
革命法廷において、官僚の腐敗と堕落を明らかにする。
(ムラマサ、鋭く斬る)