日曜、朝のフジテレビ・報道。
田原の方は中身がなかったので、フジを取り上げる。
但し、どちらも在日韓国人・朝鮮人への参政権付与を取り上げていなかった。フジ産経もだらしがない。
(自民党の加藤紘一)
自民党が野党になった途端、加藤紘一を国会論戦とテレビに出すようになった。それまでは石原伸晃だったが、彼は今、口を閉ざし表に出て来なくなった。これが自民党の駄目なところだ。何故、いま加藤なのか。70歳という高齢の午後11時の太陽を持って来て、自民党は何をしたいのか、意味不明だ。
番組での加藤の発言、「民主党はマニフェストで勝ったのではない。国会は混乱している。財源の問題もある。マニフェストをやめなさい」。
本ページは、民主党の勝った一因(全部ではない)はマニフェストにあったと見ている。明確な政策の提示は分かりやすかった。「混乱」は政権交代では当然だ。共産主義国家が倒れた際に、東ヨーロッパの国々は国会が暴徒で荒らされ、戦車が出動する騒乱になった。今の日本の「秩序ある混乱」は騒乱ではない。また「財源」不足をもたらしたのは64年間に渡る自民党と官僚の900億円にもなる赤字国債の発行であり、本年2009年度だけを見ても、44兆円の赤字国債発行、そして年度始まりの4月に14兆円の一次補正を出すなど、麻生自民党は無茶苦茶であった。財源問題は自民党に責任がある。
さらに加藤は自民党の敗因を「従来の自民党のパターンをやり切れなかったからだ」と述べたが、そういう分析では話にならない。自民党の敗因は「政治をしなくなった自民党に国民が愛想を尽かした」ということであり、それを言い換えれば「虚偽と欺瞞」の政治は、うんざりだ、ということだ。
(小沢支配と新人議員)
「小沢支配」という言葉が永田町を飛び交っている。事業仕分人32人を7人に減らされてレンホウは、「私が決めることではないので分かりません」と述べた。そういう発言は腐れ官僚の言葉だ。政治家としての見識はないのか。
新人議員といえども小選挙区を勝ち抜いたエリートであり、各個人のキャリアを見ると、トップクラスの大学を出て、米国の一流大学(院)を卒業し、弁護士、公認会計士、財務官僚、MBAなどなどのキラ輝く経歴を持っている即戦力チームだ。彼らを使わずに、32人から7人に減らすなど、民主党の根っこは腐っている。
(小沢一郎の矛盾)
小沢は原理主義者だという噂をよく聞く。それは言い換えれば小沢支配を意味するらしい。つまり小沢原理に合致しない者は排除される小沢イズム。
さて、小沢は幹事長就任早々に、「議員立法の禁止」を通達した。しかし問題の在日韓国朝鮮人に参政権を与える法案を、議員立法でやるという。しかもマニフェストには記載しなかった。小沢一郎という輩(やから)は矛盾と欺瞞に満ちている。
(参院議員のレンホウ)
レンホウは、32名の事業仕分け人を前にして、「これからは土日返上で事業仕分けを行ないます」と檄を飛ばした。ところが直ぐに小沢からストップ命令が下り、4日間休んでしまった。その点を番組で突かれたレンホウは、言葉に詰まってしまった。32人から7人に減らされた弁解は考えてきたが、4日も休んだことの弁解を考えてこなかった。
(斉藤次郎の天下り)
細野豪志は、斉藤次郎の天下り、渡りについて番組内で、「民主党は言うこととやる事が違う」と責められた。細野は苦しい言い訳と詭弁を弄していたが、最後に細野も「実は私もびっくりした人事だった」と吐露した。
その批判に対する正しい「弁解」は、「国民新党のドン亀がやったこと」と言えばよかった。それを細野が言えば、内外から攻撃されるだろうが、所詮、政党が異なるのだから、「両党の考え方は違う。政治の妥協だ」と言い切れば納得もする。しかし、あれは天下り渡りではないと強弁するから、民主党も細野も信用を失う。しかも日本郵政には新たに、元財務官僚、元郵政官僚、元検事総長が副社長や役員で入ったから、天下り渡り批判を浴びるのは当然だ。
(鳩山由紀夫の故人献金)
故人献金と匿名献金の原資(金)はどこから来たのかが話題になった。鳩山は鳩山一族の資産管理会社「六幸商会」から個人資産の流用だったと弁明しているが、本当にそうなのか。母親からの融通(生前贈与)ではないのか。脱税の温床に使われているのではないかと指摘された。本ページは、表沙汰に出来ない金、つまり韓国の民団系や、北朝鮮の朝鮮総連系からの資金提供ではないか、朝鮮系パチンコ献金の疑惑に注目している。
政治資金規正法の第22条により、外国人、外国団体からの献金や寄付は禁止されている。元総理大臣の逮捕はあったが、いまだかつて現役の総理大臣が逮捕されたことはない。その時は伝家の宝刀、法務大臣の指揮権が発動されるだろうが、鳩山由紀夫が手錠をかけられる姿を見たくはない。
(再び、加藤紘一)
フジの司会者が、加藤の右腕の秘書が2002年、脱税で逮捕され、当時、鳩山由紀夫から議員辞職を迫られ、加藤は辞職した。その点を番組で聞かれて加藤は、「自分の事は言わない」と矛を収めたのは、良く言えば「美徳」、政治的センスから言えば「悪徳」だ。
★小林千代美(40)、民主党代議士、北海道5区。
民主党の代議士を辞めることになりそうだ。札幌地検は、小林千代美の選挙参謀、連合・札幌の元会長、山本広和(60)を、選挙買収で起訴する。山本の刑が禁固以上で確定すれば、小林千代美は失職する。山本は、容疑を認めているという。小林千代美は、町村信孝に3万票差をつけて当選した。連座制が適用されれば、小林は失職すると同時に、同区から5年間、立候補できない。
買収で当選するなど、民主党は韓国並みだ。
(ムラマサ、鋭く斬る)