武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

悪徳の栄、小沢一郎

2009年11月08日 | 人間の欲望

小沢一郎。
元自民党の世襲議員、田中角栄の秘蔵っ子にして金丸信の息子のようでもあった。角栄も金丸も検察によって収賄と脱税によって摘発され、最後は悲惨な最期を遂げた。小沢一郎は、その金権体質を見事に受け継いでいるようだ。小沢一郎の政治団体「小沢一郎政経研究会」が、2000〜04年分のパーティー券収入について、個々の企業の購入額を実際より少なく見せかける虚偽記載をしていた。
小沢は、法で定める購入上限額(1回のパーティーで1企業150万円)を上回る金額を企業側に要求し受け取っていながら、その差額を、企業名の記載義務がない20万円以下の小口に分散していた。
小沢の会計責任者で作成を担当したのは、小沢の元秘書で、今は衆院議員の石川知裕(36)北海道11区。これらの虚偽記載について、小沢と石川は説明を避け、逃げ回っていると聞こえてくる。 
小沢は、2000〜04年に毎年4回ずつ、「小沢一郎フォーラム」というパーティーを開催。このパーティー券収入総額は計6億9千万円、うち購入者名の記載がない20万円以下の分は何と計6億4千万円に上っていた。
パー券購入者として記載がある38社のうち、連絡先が不明の2社を除く36社にパーティー券の購入金額を確認したところ、購入上限の150万円を超えた分が4件あり、200万円の購入額に対し数十万円分しか載っていないなど、いずれも150万円以下にした虚偽記載となっていた。ある企業の担当者は、「小沢事務所から要求があり、パーティーがある度に、指定された枚数のパーティー券代金を支払っていた。指定額が1回あたり150万円を超える場合もあったが、払った」。
また、パー券20万円を超えた場合、企業名の記載が必要になるが、その記載がなかったケースもあった。企業側が払った購入額よりも収支報告書の記載が過少となっていた分は少なくとも計8件あり、差額は630万円に上った。つまり誰かが懐に入れた横領と脱税になる。
小沢一郎の2000〜08年のパーティー券収入は約10億1千万円。小沢はこの間、陸山会に計3億6千万円を寄付した。さらに別の2つの政治団体に計4億7千万円を寄付している。これら4団体はすべて同じ所在地にある。政治は金で回っている。

★韓国。
東京・赤坂の韓国クラブ「エデン」と「クラブ美(ミ)」が桜田門に踏み込まれた。
エデン」ではキム・ヨンジ(46)ら韓国籍の女6人が逮捕され、「美」で働いていたホステスら22〜31歳の韓国人13人が豚箱に入れられた。
これらの韓国クラブは、韓国からの90日以下の短期観光のビザ免除を利用し、日本に入国しホステスとして働きながら、売春をしていた。滞在期限が切れそうになると、いったん韓国へ帰国させ、再度入国させる手口だ。そもそも90日のノービザは長すぎる。本来なら、韓国朝鮮人に対してビザは必要であり、観光なら2週間以内だ。それとも日本政府は韓国人売春婦の入国を歓迎しているのか。
日本航空。
日航は1987年に完全民営化になった。22年経った今、経営は自己責任になる。
本来なら日航は米国のGMやクライスラーのように破綻させ、法的整理の下、再生させるのがビジネスのルールである。しかし前原誠司は破綻させないという。公的資金、つまり我々の税金を数千億円単位で注ぎ込むという。最終的には1兆円の税金投入が必要だと本ページは見る。
そういう状況において、日航OBは企業年金の減額に反発し、「財産権の侵害」として訴訟を起こす構えだという。企業年金の不足債務は3千億円を超える。そして日航の企業年金のモデル金額は月25万円だという。厚生年金を併せると月50万円にもなる。高すぎる年金ではないか。しかも日航年金の3千億円を超える不足債務は、日航年金運用部の株投資の失敗によるものだ。それに対して我々の税金を使うなど許されない。ルールに従って、会社更生法か民事再生の手続きを取るべきだ。
前原誠司は6日、「年金をカットしなければ日航の存続自体が厳しい」と述べた。 
法的整理を断行するか、それとも企業年金を日航のOBと社員に分配して解散させるべきだ。それが我々の税金投入の条件だ。日航は11月末までに1000〜1800億円のつなぎ融資が必要だという。ズサンで無能な経営者の企業は悲惨な末路になる。

★アフガニスタンのカルザイ。
3日カブールで、大統領選の勝利を宣言した。そしてカルザイは、「アフガンは腐敗の汚名を着せられている」と述べ、国際的な批判を受けている政府内の汚職、腐敗の根絶に取り組むという。しかし腐っている根っこから綺麗な花は咲かない。
一方、タリバンは、「勇敢なイスラム聖戦士は、米英の侵略戦争に勝つ」と声明を出した。さて日本は、アフガン支援策として、2010年から5年間の総額で50億ドル(4500億円)を出す。農業用の水利施設を造り、また首都カブールに道路や電力などのインフラを整備し、都市建設に取り組むという。さらにアフガン全警察官約8万人の給与の半分も日本が負担する。
しかし、国作りは自律自助でなければうまく行かない。こういう民生支援をやっても、タリバンのテロ攻撃の恐怖は消えない。 今のイラクを見れば一目瞭然だ。本ページの情報網では、イラクは泥沼状態であり、シーア派、スンニ派、米軍の血みどろの戦いは今も続いている。血の勝利者は誰なのか。そして今もナイトメアに怯えている者は誰だ。
★米テキサス州のフォートフッド陸軍基地。
戦争は人を狂気にする。5日、ブッシュのお膝元であるテキサスで銃の乱射が起き、米兵13人が死亡、38人が負傷した。銃撃犯はパレスチナ系米国人のニダル・マリク・ハッサン軍医少佐(39)。
ハサンはバージニア工科大を卒業、1997年に陸軍に入隊。両親はパレスチナ出身だが、ハサン自身はバージニア州生まれ、これまで国外へ派遣されたことはない。精神科医として心的ストレス障害(PTSD)などを抱える兵士の精神治療をしてきた。ハサンは、近くアフガンへ派遣される予定だったという。
イラク戦争が始まった2003年以降、心的ストレスなどで兵士75人が、この基地内で自殺している。米国では、イラクやアフガン帰還兵の「心の病」が深刻な問題だ。
さて
ハサンは女性MPから反撃の銃撃を受け、現在、昏睡状態。ハサンは毎日、イラクやアフガニスタン帰還兵から、死の恐怖体験を聞いていたという。
患者の心的ストレスを、自己同一化してしまった精神分析医。あるいはサダム・フセインの呪いが乗り移ったのか。身体の傷は直せるが、心の傷は直せない。
(ムラマサ、鋭く斬る)

 

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