★岸田文雄。
外務大臣の岸田さん、故・大平さんの墓前に線香を上げ、「我々自身、まだまだ甘いのではないか」と言い、「権力に対して謙虚に努力していきたい」と述べたという。
権力に対して謙虚に、というより今の自民党に言いたいことは、「適正なる国家権力の行使を」なんだな。
中国の艦艇に日本領海を何度も侵犯されても、「無害通航だから問題ないニダ」とか「ちょろっと入っただけだから、ずぼっと入ってないから、いいじゃん」とか、何を戯言(たわごと)を言ってるやら。
これは防衛大臣と海保の元締めである国交大臣の責任問題ですね。
また、中国軍機による日本の領空侵犯は日常茶飯事に起きているが、スクランブル発進する空自の戦闘機はどういう対応をしているかと言えば、中国語でいちいちアナウンスして、「領空侵犯はやめてね」と言い、そしてそのまま突き進む中国軍機には、「これから機銃じゃなくて信号弾を撃つから進路変更してね」と丁寧に案内しているのだから、大笑い。
空自の戦闘機は英語で警告すれば十分だし、警告の信号弾を撃つのに案内は必要ない。またそれでも進路変更しなければ、威嚇射撃をすることは国際法的に認められている。
さらに中国軍機が深く侵入して敵対するならば、誘導ミサイルで撃墜すればいい。
それだけの覚悟が国家にあるかどうか、ということだな。
口先だけ、「日本人の生命と財産を守る」なんていうのは、中学生でも言える。
★ドイツのディーゼルエンジン車の不正。
メルセデス・ベンツ日本は、日本国内に輸入されたディーゼル車は問題ないと発表したが、すぐに説明を一変し、リコール対象になると発表した。
この、ドイツのディーゼル車の不正発覚はVWから始まったが、実はドイツの自動車大手5社は排ガス不正があり、談合によって口裏を合わせているとドイツの新聞は報じている。
つまりドイツ車の業界ぐるみの不正との見方も出てきたという。
ドイツは車に限らず、何でも体裁はいいし、能書きも凄いが、一枚皮をめくればずる賢いところがあるからなあ。
前に、ドイツのフランクフルト空港で、テロ事件の発生直後でチェックが厳しくなった時、ドイツ人の男性職員が私の手荷物を検査したとき、アタッシュケースの一番上に日本のエロ本を置いていたら、それを見たドイツ人税関はよだれを垂らしたので(垂らしたように見えた)、「良かったら上げる」と言ったら、目を輝かせて自分の懐に入れたことがあったなあ。そしてウインクして、もう行っていいと。(笑)
★みずきさんの嫌韓宣言。
今、北東アジアで最大の問題は何だろうか?
北朝鮮? 違う、中国の太平洋進出である。
南シナ海で行われている中国の覇権こそが最大の問題であり、北朝鮮の核とミサイル問題は中国の指導と承認によるものであって、副次的な意味でしかない。
ある意味、北朝鮮問題は中国にとって時間稼ぎのメリットがある。
なぜなら米国と日本の視線を中国から北朝鮮へとそらすことができるし、その間、中国は南シナ海と東シナ海で中国が望む状況を作り出すことができる。
そして一方の日本は今、危機に満ちている。
「中国の犬」に成り下がっている日本のマスコミ、朝日と毎日新聞、そして系列のテレビ局は、安倍政権への集中砲火に奔走している。
一方の自民党は戦後、3年余の民主党政権を除けば、約70年間、権力を握って来たが、この政党は保守というより利権政党であり、口先だけの改憲と保守コスプレをやって来たに過ぎない。
だから今回の稲田日報事件も、「自衛隊は違憲である」という呪縛から逃れられない宿痾(しゅくあ)のようなもので、その根本的な問題を放置して来たのは自民党であり、その責任は大であるが、同時に保守コスプレの証明でもある。
宿痾とは、長い間治らない病気のこと。
さて、実際の自衛隊日報には「首都ジュバで激しい戦闘があった」と記されているのに、稲田防衛大臣は国会で、「衝突はあったが戦闘はなかった」と虚偽答弁をしたのだから、戦前の大本営と同じであり、断罪ものである。
しかも国権の最高機関である国会において、軍事関係において虚偽答弁したことは許されない。この一言で、防衛大臣失格であり、政治家として終了である。
一方、愚かな韓国。
根っからの貪欲と妄想のために、ますます目が見えなくなり、反日サイコパス国になっている今の韓国。
中国人観光客が急減し、それに加えて日本人観光客も低迷して、韓国の高級ホテルや免税店、バス会社などの観光業界が悲鳴を上げている。
中国人は高級ホテルには泊まらないし、日本人は波が引くようにいなくなり、閑古鳥が鳴いている。それは韓国の身から出た錆であり、日本人を日常的に侮辱しておきながら、韓国へ来てくれとは、韓国人の脳内はキムチでも詰まっているのか。(笑)
(みずきさん)
(じゅうめい)