比較的新しい 大病院は 郊外に有って しかも 辺鄙な 小高い山や丘の上等に有ったりします。広大な敷地確保可能な土地となると もはや そのような土地しかないということなのでしょう。大概 最寄りの鉄道駅から 直行バス等が運行され 受診者の便を図っていますが やはり 時間的な便利さ等から マイカーでの 受診が 主流になってしまいます。
そんな 受診者のために 大病院の多くは 巨大ショッピングモール並みの 大駐車場を設けて 迎え入れています。
病院の朝は 早く 午前7時半頃から 8時頃とも なると 続々と 受診者のマイカーが到着し 見る見る内に 広大な駐車場が 埋まっていきます。そんな光景を 病室から 何度か眺めたことがありますが 「早送り」の感覚で見ながら 「すごーい」と 思ったことがあります。日々 そんな光景が繰り返されている訳ですから いかに 病院に通っている人が多いか です。「日本人は 世界一 医者が好きな国民・・・・」等と 言われたりしていますが それぞれにしたら 好き好んで 受診している訳ではなく 真剣に 病気と向き合っているはず。
皆さん きちっと 予約時間前に 到着、受付し 待機しますが 検査や診察が 予約時刻丁度に 行われることは 100%有りません。30分、40分待ちは 当たり前、1時間以上 待たされることも度々です。実際の検査や診察は さほど 時間を要しないことが多いのですが 大病院受診は 「半日掛かり」と 覚悟が必要です。
駅のホームで きちっと並んで待つ日本人、同様に 病院でも 騒がず、辛抱強く 順番を待ちます。忙しい人間にとっては 耐えがたい時間となりますが 我が身に 危険信号が点滅しているとあらば 仕方ありません。それぞれ 健康保険受診で 自己負担額を支払って 引き上げますが 日々 甚大な医療費が 病院に支払われている訳で 病院と言えども 巨大ショッピングモール並み集客商売?の ようにまで 見えてしまいます。