「マトリョーシカ」
ロシア土産の超定番と言えば 「マトリョーシカ」。木製の入れ子人形のことですが 上下二つに分かれ 内部に 一回り小さな人形が入っていて 次々 分割してみると 5個程度から 数10個になるものまで 有るようです。
街のギフトショップ等で 売られていますが 大きさ、品質、値段も様々、中には 粗悪品を 高く買う羽目になってしまうこともあり 注意が必要と 言われます。
「マトリョーシカ」は 19世紀末に モスクワで作られたのが最初ということで 意外と新しい工芸品。その元になったのは 日本の箱根の福禄寿の入れ子、蔵王の5つだるま なんだそうです。
ロシアの民芸保護に力をいれていた 富豪モマントフの妻が 日本の人形をヒントに ロシアの香りがするものが出来ないかと 文化施設に持ち込んだことから 誕生したということで その後 大量に生産されるようになり パリの万国博等に出品され 世界的に知られるようになったということです。
500P(ルーブル)程度(1,500円程度)のものから 3500P(ルーブル)(1万円程度)、もっと高いものまで、いろいろ有り 目利きが出来ないビギナーには ちょっと難しい買い物になります。