普段、会話や文章で、あるいはテレビやラジオ、新聞等で、ごく普通に使われている言葉で、誰でも知っている言葉の中にも、いざ、咄嗟に漢字で書けと言われると、「???」となってしまう言葉が結構有るものだ。
もちろん、漢字検定何級、漢字クイズ王なる人達にとっては、御茶の子さいさいなのかも知れないが、一度や二度、聞いても、教えてもらっても直ぐそのそばから忘れてしまう類の爺さんは、たまたまそんな漢字に出会うと、「へー!、そうなんだ・・」、その都度、目から鱗になってしまう。
今は、有難い世の中、漢字不勉強で語彙力の無い爺さんでも、PCやスマホの漢字変換ソフトのおかげで、ブログ等には、読めない、書けない難漢字でも、平気で、知ったかぶりして書ける時代だが、「じゃ、実際、自分で読んでみろ、書いてみろ」と、問題に出されたら、降参してしまうこと多しである。
(ネットから拝借イラスト)
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「うどのたいぼく」という言葉がある。「図体がデカイのに役に立たない」の意味合いの例えに使われる言葉であるが、「うど」を実際には見たこともなく、詳しくは知らなかった子供の頃から、大人達が使っていて、なんとなく覚えている言葉のような気がする。「うど」は育ち過ぎると、食用にもならず、茎が柔らかいので木材にもならない植物であることから生まれた言葉だが、食用の「うど」については、日常生活でも、比較的よく出てくるので、珍しいものでない。
ただ、「うど」は、よく知っていても、これまで、一度も漢字で書いたことは無かったような気がする。昨日、「爺さんの備忘録的花図鑑」に、「ハナウド」を書き込んだばかりだが、「うど」の漢字、「へー!、こんな漢字だったのか・・・」と、目から鱗が落ちてしまった。PCの漢字変換ソフトのおかげで、平気で、知ったかぶりして漢字で書き込んでしまったが、咄嗟に、「自分で書いて見ろ、読んで見ろ」等と、クイズ問題に出されたら、多分、降参してしまう漢字でもある。ひらがな表記、カタカナ表記で十分であり、普段、必要になる漢字では無いが、この際、書き留め置くことにする。
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(漢字)
独活
(意味)
ウコギ科の多年草、
山地に自生し、また野菜として栽培する。
高さ2mにも達する。