このところ、日中、30℃以上の日が続き、
今日も、ドーンよりして、湿度も高く、ムシ、ムシ、ムシ、ムシ、
そろそろ、扇風機部隊?に、出動要請しなければ?・・・。
毎年のこと、エアコンの冷房が苦手な体質の妻のため、
夏の間、余程危険な暑さの日に限っては、
15分、30分、1時間単位等、極めて短時間、エアコンを点けることがあるものの、
ほとんど、扇風機主体の暮らしを続けている老夫婦である。
出来る限り、部屋の窓を開け放ち、縦列に配置した扇風機が
送風機の役割を果たし、外気を一方通行で流通させ、涼をとっているという風で、
何時間も、あるいは、1日中、エアコンを付けて過ごすなんてこと等、
これまで一切無しで、まして、エアコンを付けたまま睡眠する等、
あり得ない・・・・・、
等と言うと、
大都市生活者等からは、「ほんまかいな?」と、疑われたり、
「この時代、変わり者だな・・・」、
「高齢者は、危険だよ・・・」、
「電気代、惜しいのかい?・・・」等と、
笑われてしまいそうだが、
なんとか工夫し、それで通している。
近年は、ますます異常な猛暑の日が多くなっており、
特に、高齢者の熱中症注意が呼び掛けられている中、
電気料金節約のため、無理して、エアコンを絶対つけない等と頑張っているわけでもなく、
必要に応じて適宜点けることにしているが、
扇風機主体で自然の風で涼をとることで、なんとか夏を乗り越えられる環境で
暮らしているということになる。
大都会のど真ん中では、考えられないこと、不可能なことなのかも知れないとも思う。
近日中には、天袋押入れから扇風機数台を引っ張り出し、実戦配置につける予定だが、
とりあえずは、団扇、扇子を、あっちこっちに置き、
パタパタやっているところだ。
とりわけ、風呂上がり、外気と、団扇の風が、心地よい。
昭和20年代、30年代、北陸の山村で子供の頃は、
家には、扇風機すら無く、
真夏、風呂から上がると、庭先の縁台で、団扇パタパタ、涼んだものだが、
今は、全国津津浦浦、エアコンの時代、
そんな情景は、ほとんど見られなくなり、
最早、昔話になってしまったようだが。