新潮文庫編集部 平成27年
タイトル通り41編の文豪と呼ばれる人たちの随筆、テーマは「あのひと」
師への想いだったり、母へ、父へ、兄弟へ、友へ、とその想いの振り幅は大きい。
人の記憶というものはやはり新しいものの方が新鮮なようで、後半の方がより心に
刺さっている。
澤地久枝さんの文章というのは初めて拝読したが、向田邦子の人となりが巧く
描かれていて、僕みたいな向田ファンにはたまらない作品になっている。
僕の師というか、先生は赤松先生で、先生のおかげで健康でたのしく過ごせている、
といって過言ではないと思うが、2017年に亡くなった。88歳だったが、まあ、広島
に来て良かったことは赤松先生に出会えたことだ。………………合掌。
(鶴岡 卓哉)
タイトル通り41編の文豪と呼ばれる人たちの随筆、テーマは「あのひと」
師への想いだったり、母へ、父へ、兄弟へ、友へ、とその想いの振り幅は大きい。
人の記憶というものはやはり新しいものの方が新鮮なようで、後半の方がより心に
刺さっている。
澤地久枝さんの文章というのは初めて拝読したが、向田邦子の人となりが巧く
描かれていて、僕みたいな向田ファンにはたまらない作品になっている。
僕の師というか、先生は赤松先生で、先生のおかげで健康でたのしく過ごせている、
といって過言ではないと思うが、2017年に亡くなった。88歳だったが、まあ、広島
に来て良かったことは赤松先生に出会えたことだ。………………合掌。
(鶴岡 卓哉)