集英社文庫 昭和57年
第Ⅰ部的なメキシコへのルチャ・リブレを見て回るって旅は読んでいて楽しかった。
でも、二部三部へと日本の京都を旅して、クサしたり、中国へ旅したリっていうのは
大しておもしろくなかった。
椎名さんはよく毒を吐くが、あれは、ボクは好きじゃあない。それがいいところ、といえば
いえないでしょうね。人が人を毒づくのを読んで、決して、楽しい気分になんてならないよ。
それに、椎名さんてすごく女々しいんだよね。男っぽさの裏返しなのか、その女々しさがたくさん
の本を書かせたんだろうなあ、と思うんだけど。
作家は女々しいとなにかでご本人も言っておられたが、そうしない描き方だってあるはずだ、と
ボクは思うんだよね。まあ、開高さんみたいなね。
文学のススメってラジオ番組をネットで聞いたんだけど、それは、なんか楽しかったですね。
再生回数が数百とさみしかったですが………………合掌。
(鶴岡 卓哉)
第Ⅰ部的なメキシコへのルチャ・リブレを見て回るって旅は読んでいて楽しかった。
でも、二部三部へと日本の京都を旅して、クサしたり、中国へ旅したリっていうのは
大しておもしろくなかった。
椎名さんはよく毒を吐くが、あれは、ボクは好きじゃあない。それがいいところ、といえば
いえないでしょうね。人が人を毒づくのを読んで、決して、楽しい気分になんてならないよ。
それに、椎名さんてすごく女々しいんだよね。男っぽさの裏返しなのか、その女々しさがたくさん
の本を書かせたんだろうなあ、と思うんだけど。
作家は女々しいとなにかでご本人も言っておられたが、そうしない描き方だってあるはずだ、と
ボクは思うんだよね。まあ、開高さんみたいなね。
文学のススメってラジオ番組をネットで聞いたんだけど、それは、なんか楽しかったですね。
再生回数が数百とさみしかったですが………………合掌。
(鶴岡 卓哉)