古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

台湾 韓国 香港 逍遙游記   藤原新也

2019-09-15 09:15:03 | 藤原新也
朝日文庫    昭和62年



昭和62年の初版本で読んだが、保存状態もよく、ストレスなく読めた。


この人の文体には、旅と似たものを感じるのであるが、それは、ただ読ん


でいるだけで風を感じ、その土地の空気が感じられるところではないか


と思うのだが。


有吉弘行という人は、その昔、電波少年で旅をした人であるが、いおうと


思っていたのはそのことではない。有吉さんという人は本を読んでも、中

身を全く理解していないというのだ。ただ字面を追っているだけだ、他の


ことを考えている、というのを受けデラックスさんが、読書家に多いタイプ


だねえ、と言うから、そんなわけねえだろ!、とりあえずテレビの前でツッコ


ミを入れておいた。ホントに何も考えないで会話をしているのがよく分かる。


けど、その有吉さんの感覚がこの人なら分かりそうに思うのだ、字面だけ、


気づくと追っていて、それがまた心地良いのである。


まあ、中身が全く分かってないんじゃ、読む意味ないよなあ、ホント、トホホであるな


……合掌。




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