古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

忙しい日でも、おなかは空く。    平松洋子

2021-04-29 13:12:36 | 本の紹介

文春文庫    2012年

 

ぼくは人生最後の反抗期なのか、うっせえ、うっせえ、

 

平松うっせえ、と呟きつつ、読んでいた。

 

それでも、読むことは読んでいて、最後のよしもとば

 

なな女史の解説を読んで、はたと、ぼくのこの食欲への

 

反抗心さえ、この平松女史は吞み込んでしまったことを

 

知った。

 

そんな優しさをもった本であることはもともと知ってい

 

たのだ。だからこそ、そこにぼくは甘えたといっていい。

 

慈悲深い食欲、物欲にまみれている平松女史は美しい、

 

のか、ほんとか? いや、消費社会の中でどう生きてい

 

ったらわからないひとにも読んで欲しいですよ。……合掌。

 

 

 

ねぎっこ焼き、ファイヤぁぁぁぁ! どうだぁ、食らいやがれぇぇぇぇ!

コメント
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