古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

ひとり暮らし     谷川俊太郎

2023-01-16 00:43:32 | 谷川俊太郎

新潮文庫  平成13年

 

あるお母さんが、谷川氏を読もうとしたが、難しくって

 

と言っていた。たしかに難しい部分はある。初心者向き

 

の雑文ではないかな、という気がしないでもない。

 

ぼくには丁度よい。軽すぎもせず、重すぎもせず、この

 

テンションはここ地いいと感じる。

 

恋愛でもないし、さりとて、愛に無関心というわけでも

 

なさそうである。だいたいが200年ころの文章といって

 

いいようだ。22年前くらいか、丁度、ぼくが広島にでて

 

来たころで、暗雲立ち込めていたころだ。

 

谷川氏の文章に、酔ってしまうように、文体に身を寄せて、

 

つらつらと思考に任せて、泳ぐのが気持ちよかった。

 

     (読了日 2022年12・27 21:51)

 

 

 

 

 


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