集英社文庫 2003年
らも氏がジャイアント馬場フリークであったように、ぼくもらも
フリークである。今も、たまに未読のものがでてくると読んでい
る。
お笑いは差別から生まれる、という。そうか、ぼくがお笑い芸人
が嫌いな理由はそこいらへんにあるのだな、と分かった。テレビは
差別の宝庫であるという。ぼくは差別がほんとに嫌いだ。おまけに
笑うことがあまり好きではない。おしゃべりな人も基本嫌いである。
という理由から、ほんとに芸人は嫌いなのだ。
本人はシュールレアリストだ、といっているし、シュールな作品や
作家をたくさん知っていて、読まれていたらしい。さすが灘高、岩高
出身のぼくとは違うな、と恐れ入る。
同じだな、と思ったのは読んだはしから忘れていくところ。ぼくも最近は
けっこう読んだら忘れてしまうかも。インパクトのある作品は数十年た
っても忘れないけど。大抵、忘却の彼方へ。この本はいい本でしたよ。
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