尾道
この町は坂がやたらと多く道はくねくねと続く
やけに静まり返る中に猫が陽だまりに
やけに有名だけどあまり美味しくないラーメンを食べると
何だか少しだけ幸福に近づけたような気がする
錯覚だか大げさかは知らないけどさ
ちょっとだけとまどってみることが
ちょっとだけ進んでみることが
時に大きな意味を持ってきたりするんだ
その時間が時に僕に重くのしかかってきたりするんだ
たまに君を想ったりするときにね
それでも列車は待ってくれたりしない
時刻通りに列車は走り出すんだ
列車はやっぱりレールの上をガタンガタン
やけに揺れるけど僕は大丈夫、たまに君を想いだして
たまに君を忘れ、列車に揺られて
進んでいくんだ
町を守って戦いたい時は、ねぎっこ焼きだ。こいつを食えば、十秒だけ戦える。走り込んで、怪獣にテレビで見て覚えたハンセン張りのウェスタン・ライアットを食らわせてやれ! それで、この町も守られるだろう……。
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