双葉文庫 1999年
らもさんは生前、楽器ヲタクだったらしく、
世界中の弾けもしない謎の楽器を集めていて、
それらについて、短い文を寄せている。
楽器好きが最後にはどうなるかと言うと、
自分で作ってしまうわけですね。らも氏
も庭にできたひょうたんで作ったひょー
たりんという琵琶に似た楽器を作っている。
その他にも、この本にはらもさんが十代の
頃に書いた歌詞も載っている。ラストには
リリパット・アーミーという劇団でやった、
くだらない台本も載っている。全編B級感
に満ち満ちたスカした本だ。すかしまくって、
スカスカだってね。でも、楽しかった。
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