浅倉久志・訳 「ディック傑作集4」所収
フューチャーSF誌1954年6月号
ロボットが、ファスラッドというなんでも再生させて直し
てしまうという機械を押し売りする、そこからおこる悲劇。
TVってCMばかりだよな。ぼくはメモリーに録っているから、
自然、CMは飛ばしてみるんだけど、たまに生TVをみると、
CMが邪魔でしょうがない。でも、なかにはCMをみる、って
人もいるから驚きだ。CMウォッチャーっていうのがいるら
しい。
この短編は初出のとき、くそみそにいわれたらしい、アンハ
ッピーエンドをP・Kもすごく後悔したらしい。ロボットと
人間の仲の良さを描くのは、でも、P・Kらしくないんじゃな
いかと思うんだけどね。……合掌。