Chapter17
三角関係の怨念的な怪談。「源氏物語」の夕顔の話がモチーフに
なっているしいが、ぼくはその話を知らないので、なんともいい
ようがない。こういうモチーフに使っても許される場合と許されない
時があるみたいだが、ぼくは、どーでもいい。この話は「霊魂剝離症」
という言葉を使って怖がらせている。いや、ぼくは特には怖くはないが。
オチは凡一。っつーか、やっぱり女は恐ろしいですわ。......合掌。
Chapter17
三角関係の怨念的な怪談。「源氏物語」の夕顔の話がモチーフに
なっているしいが、ぼくはその話を知らないので、なんともいい
ようがない。こういうモチーフに使っても許される場合と許されない
時があるみたいだが、ぼくは、どーでもいい。この話は「霊魂剝離症」
という言葉を使って怖がらせている。いや、ぼくは特には怖くはないが。
オチは凡一。っつーか、やっぱり女は恐ろしいですわ。......合掌。
Chapter16
食人をテーマにテレビからというちょっと変わった視点というか
切り口から描いている。食人に関して、ぼくはいろいろ知ることに
なったのだが、あれはだめらしいね。食人族というのもいたが、
結局、全員狂ってしまったらしい。人は人を喰えない、というのは
あるみたいだね。それは同族は食えない、という法則があるらしくて、
牛は牛粉を食って狂牛病という病気になってしまったし、どうしても
だめらしいな。それも、脳の部位が一番だめらしいね。それが、今、
コンビニでお弁当をリサイクルしていて、チキンをチキンに食わすって
ことをしてるらしいんだな。大事にならなきゃいいが、やはり、だめ
らしいね。......合掌。
Chapter15
ここまで来ると、リアリティとかそういう問題ではなく、単に
文学として楽しむことができるか、にかかってくる。
文学はSFに限らず、想像の果てに行くことが必要だ。
イマジネーションのその先へ、頭を持ってゆくことが肝要だ。
この月へ行った話こそ、日本昔話のオトナVERとでも言えばよい
のか。
なんとも壮大な話になってきましたなあ。......合掌。
Chapter13
はなはだ醜い顔の男と出会い、二年後、その男は奇妙な
話をする。私も昔は美男だったが、夢の中で醜男と取り
換えてくれ、と言われ交換したのだ、と。そして、私も
この醜い男に顔を交換せよ、と夢の中で迫られる、とい
う話。
10年ほど前になるが、総菜屋でバイトしていたのだが、
そこに恐ろしく変わった面構えの男が入ってきたことが
ある。50年生きてきたが、あんなヘンな顔に会ったのは
初めてだった。その男は性格も少々狂っているところが
あって、難儀したが、そんなに悪い男というわけでもな
さそうだった。けど、あの男も結婚もできなくて、可哀そ
うだったなあ。自分ではできないんじゃない、しないんだと
いい張っていたが、それがとても痛かったなあ。......合掌。
Chapter12
地獄なのか、天国なのか、あの世に行ったらしく、宦官らしき人の
間違いで、40年寿命がまだ残っていることが分かり、腐った自分
の体にまた戻る。奇妙な話だ。怪奇だし、奇妙。その世界観は仏教に
端を発しているらしい。いや、分からんが。もっと自由な発想の
上に成り立っているのかもしれないし。それにしても、この人、こん
なこと考えておられんだろうか、いっつも、ヘンな人だ。大きなお世
話か。……合掌。