何時以来だろう、と考えてしまうほど久しぶりの雨降りである。ポツポツとか朝、濡れている状態はあったが本格的な雨の朝である。今年の秋はホントに暖かい。寒がりの私には良い秋である。暖かい日が続くためかあれっと思う花が咲いている。左はタツナミソウである。白色も含め、多くの花が咲いている。そして右はレンゲソウである。岐阜県の花レンゲソウ、季節は春ではなく冬に向かうのだが。
庭の紅葉である。日の良く当たるところにあるニシキギはもう種子だけになっているが日陰は今である。奥はモミジである。それなりに大きくなりやっと見頃を提供してくれるようになった。右はヤマボウシである。
我が家では珍しい黄葉のカマツカである。今頃は紅い実もなるはずだが今年もない。土壌だろうか、落ちてしまうようだ。右はモミジの一種だと思うが色が淡くピンク色に近い。
門の傍で見るドウダンである。その左に見えるのはツツジの一種だろうか、これも黄葉だ。西方向に見える池田山に繋がる山なみの景色である。まだ、頂上近辺が目立ち、麓の色づきは少ない。
山なみを見ながらふと思う。春見るヤマザクラは麓から山々を駆け上がるように咲いていく。が、秋の紅葉は頂上からだんだん下がって来る。そうか、春と秋では楽しみ方が逆になるのだと妙なことに感心する。人生の下り坂は何時からだろうか。私の場合だが体力的には40代、気力的には60代に入ってからだったように思う。が、景色ではないが上りも下りも楽しいものだと思いたい。景色一つをこんなに楽しめる、歳を取るのも悪いものではないと思うこの頃である。
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