何年ぶりかで見ているNHKの朝ドラ”らんまん”。物語の節に花の名前が付いており、ここで一つの草花の名前が何週か出る。そして最後に今日の花のように一つの花が紹介される。6月1日、今朝はナニワイバラ、本ブログでは5月4日に紹介していた花だ。もう一度、別の写真を載せるが、こんな花だ。
大きく伸びた茎に咲く花を2つ。先ずはツクバネウツギだ、花がツクバネ(衝羽根)に似ていることからの名のようだ。先日、紹介したウノハナ(ウツギ)・梅花空木など茎が空洞になっている空木(ウツギ)の種類は多そうだ。
2種めはマローだ、薄紅葵の和名がある。一般に葵の花は茎が大きく伸びる。我が家のこの葵は大きく伸びすぎたため、半分の高さぐらいで切られている。大きな鮮やかな花だ。
一転、地を這うように咲くニワゼキショウ(庭石菖)だ。群生するようで我が家でも駐車場の脇に広がっている。
木の実を2つ。初めは茱萸(グミ)の実だ。4,5年前になるだろうか、昨年に亡くなられた知り合いの小母さんから頂いた木だ。挿し木で育てた2本が大きく育っている。オオグミの類で大きい実がたくさん生る。私のつまみ食いでは追い付かず、今年は収穫してジャムになった。そして山桜桃(ゆすらうめ)だ。この地で2本、枯らしてしまったが懲りずにまた2年ほど前に植えた。私にとっては茱萸もゆすら梅も郷愁を誘う実だ。
楽しい花を2つ。先ずはユキノシタの花だ。下部の花弁2枚が大きく、人の形に見える。他にも、このような花はあったような気がするが思い出せない。可愛い花だ。
もう1種、名からして煙に巻かれそうだがスモークツリーの花だ。こうして見てもどんな花が咲いているのかよくわからない。過日に紹介したナンジャモンジャはまだ近づいて見ると花の形が見える。が、これは?
先日、新聞に中部電力株式会社の”電柱にカラスの巣を見つけたら連絡してください”の記事が載っていた。直後にこんな巣を見つけたので早速、連絡した。その時に、”カラスと言えども卵・幼鳥がいた場合、安全が確認出来たら巣立ちまで保護する”と言われていた。今日の巣の状況だ。撤去されず残っているが鳥の姿は見えない。もう巣立ったのかも知れない。
田植えの済んだ田、神社の森・公民館を映している。カラスと言えば、この田の畔で面白い場面を目撃した。畦に茎が伸びた草が刈られて、積まれていた。1羽のカラスが来て、その草の茎を咥えたが直ぐに”これはダメ!”とでも言うように、ペッと捨てた。そしてトコトコと歩き、また次の草を咥えたがペッ。どうも巣作りに使う折れない木の枝を探しているようだ。”咥える、ペッ、トコトコ”を繰り返すこと数回、お気に入りの枝が見つかったようで1本を咥えて飛んで行った。その動作が面白く、いつもは悪さをするので嫌いなカラスが可愛く見えた。雨の合間の楽しいひと時だった。
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