組織になんか踏みつけにされない
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模範囚として服役していたピート(ジョエル・キナマン)は、
自由の身と引き換えに、FBIの情報屋として麻薬組織への潜入を任されます。
そんな中で、ニューヨーク市警の潜入捜査員を見殺しにせざるを得ない出来事が。
そのことがきっかけで、ピートは組織のボスから刑務所内での麻薬取引を仕切るよう命令され、
再び刑務所へ・・・。
また、NY市警はピートの動向を不審に思い捜査を進めます。
そんなことからFBIはピートを切り捨てようとし始め・・・。
ピートはFBI、マフィア、NY市警すべての組織から命を狙われる危機的状況に・・・。
ピートには愛する妻と娘がいて、その2人が人質のような意味合いになり、
刑務所に入っても麻薬組織の命令は裏切ることができない・・・。
まさに四面楚歌。
表題の「三秒間の死角」というのは、
ラストシーン、ピートが刑務所長を人質に取り、
刑務所の最上階、機械室に立てこもる状況から来ています。
ピートは他所から自分が狙撃されることを計算に入れて、
あることを計画するのです。
起死回生の策。
スリルたっぷり。
自分と自分の家族が、組織に踏みつけにされようとすることへの命がけの抵抗。
うん、そこがいいのですよね。
<WOWOW視聴にて>
「THE INFORMER 三秒間の死角」
2019年/イギリス・アメリカ・カナダ/113分
監督:アンドレア・ディ・ステファノ
原作:アンデシュ・ルースルンド、ベリエ・ヘルストレム
出演:ジョエル・キナマン、ロザムンド・パイク、コモン、アナ・デ・アルマス
サスペンス度★★★★☆
満足度★★★.5