さあ、楽しい“のだめ”ワールドの時間だ!
* * * * * * * *
TVドラマでおなじみの「のだめカンタービレ」、全くそのままの続きです。
私は二ノ宮知子原作コミックからのファンで、
TVドラマもしっかり見ていたものですから、やはり、観に行ってしまいました。
この映画は、千秋のマルレ・オーケストラ常任指揮者就任の顛末が軸となっています。
常任指揮者となったのはいいけれど、
このマルレ・オケは歴史は確かにありながら、今や崩壊寸前の貧乏オケ。
初めての客演としての指揮はボロボロ。
「ボレロ」の演奏が「ボロボレロ」に・・・。
しかし、千秋はがんばる!
さあ、次の演奏会は成功するのか!
そして、のだめと千秋の恋の行方は?
残念ながら今回は前編なので、思わせぶりなところで後編へ続くとなってしまいます。
別に焦りませんけどね。
コミックでは最近ついにストーリーが幕を閉じたところです。
しかし、結末がわかっていてもなお、
この作品は魅力にあふれているのです。
私はTVで再放送などをやっているとつい見てしまう。
しかし、何でこんなに好きでつい見てしまうのか不思議です。
日本編はともかく、このヨーロッパ編はとてつもなく怪しいではありませんか。
竹中直人のシュトレーゼマンなどは噴飯ものだし、
ベッキーのターニャもなんだか・・・。
オーバーアクションだし、のだめは変態だし・・・。
普段あまり見る気にはならない、ドタバタコメディー要素たっぷりなのでが・・・。
魅力の秘密は・・・
まず、のだめの親しみやすさでしょうか。
クラシックでピアノ・・・ときたら、イメージ的には庶民にはちょっと遠い。
しかし、こののだめ、
「ぎゃぼ!」などと突然奇声は発する、
部屋はゴミだらけ、
おにぎり以外の料理もだめ、
という、普通でもここまでひどくはないというレベル。
そののだめが、誰もがあこがれる千秋先輩の関心を得て、
時折才能の片鱗を見せる、という筋立てが私たちの心をくすぐるのです。
また、普段はのだめが千秋を追う構図なのですが、時折これが逆転する。
一緒に、ヨーロッパへ行こう。
この千秋の誘いに、のだめは拒否。
今回の映画では特にこういうシーンは無いのですが、
たぶん、後編ではまた出てきますよ。
いつもは無関心を装う千秋が、真剣にのだめを見つめようとすると、
するりと逃げてしまう。
ここが何とも面白いですよね。
結局千秋がいつも振り回されている。
さらには、周りのキャラクターがまたいい。
それぞれの個性でそれぞれの道を歩んでいる。
この青春群像的なところも魅力の一つ。
私は黒木君が好きなんです。
ちょっと暗いですが・・・。
留学したての落ち込んでいたあたりは、リアルですね。
のだめの正体がはっきりわかって幸いでした!
そして、何よりこのクラシックという大舞台。
一般的には、難しく退屈と思われるテーマをよくぞここまで親しみやすくしてくれました。
コミックだと、わかりようがない“音”が、
TVや映画ではホンモノ。
これがTVドラマ化の最大の功績です。
この映画中の千秋指揮するマルレオケの「1812年」には
本当に感動してしまいました。
思わず拍手したくなってしまうほど。
さらには、主演の上野樹里と玉木宏。
もう、この役はこの二人以外考えられませんね。
二人がそろえばそれだけで、のだめワールドができあがる。
星空を眺めながら二人が語る、音楽の深淵。
カンタービレの語源。
美しい場面でした。
ギャグをかましながらも、ふとこのようなロマンチック。
いやあ、やめられません。
待たれる後編!。
2009年/日本/121分
監督:武内秀樹
出演:上野樹里、玉木宏、瑛太、小出恵介、ウエンツ瑛士、ベッキー、竹中直人
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TVドラマでおなじみの「のだめカンタービレ」、全くそのままの続きです。
私は二ノ宮知子原作コミックからのファンで、
TVドラマもしっかり見ていたものですから、やはり、観に行ってしまいました。
この映画は、千秋のマルレ・オーケストラ常任指揮者就任の顛末が軸となっています。
常任指揮者となったのはいいけれど、
このマルレ・オケは歴史は確かにありながら、今や崩壊寸前の貧乏オケ。
初めての客演としての指揮はボロボロ。
「ボレロ」の演奏が「ボロボレロ」に・・・。
しかし、千秋はがんばる!
さあ、次の演奏会は成功するのか!
そして、のだめと千秋の恋の行方は?
残念ながら今回は前編なので、思わせぶりなところで後編へ続くとなってしまいます。
別に焦りませんけどね。
コミックでは最近ついにストーリーが幕を閉じたところです。
しかし、結末がわかっていてもなお、
この作品は魅力にあふれているのです。
私はTVで再放送などをやっているとつい見てしまう。
しかし、何でこんなに好きでつい見てしまうのか不思議です。
日本編はともかく、このヨーロッパ編はとてつもなく怪しいではありませんか。
竹中直人のシュトレーゼマンなどは噴飯ものだし、
ベッキーのターニャもなんだか・・・。
オーバーアクションだし、のだめは変態だし・・・。
普段あまり見る気にはならない、ドタバタコメディー要素たっぷりなのでが・・・。
魅力の秘密は・・・
まず、のだめの親しみやすさでしょうか。
クラシックでピアノ・・・ときたら、イメージ的には庶民にはちょっと遠い。
しかし、こののだめ、
「ぎゃぼ!」などと突然奇声は発する、
部屋はゴミだらけ、
おにぎり以外の料理もだめ、
という、普通でもここまでひどくはないというレベル。
そののだめが、誰もがあこがれる千秋先輩の関心を得て、
時折才能の片鱗を見せる、という筋立てが私たちの心をくすぐるのです。
また、普段はのだめが千秋を追う構図なのですが、時折これが逆転する。
一緒に、ヨーロッパへ行こう。
この千秋の誘いに、のだめは拒否。
今回の映画では特にこういうシーンは無いのですが、
たぶん、後編ではまた出てきますよ。
いつもは無関心を装う千秋が、真剣にのだめを見つめようとすると、
するりと逃げてしまう。
ここが何とも面白いですよね。
結局千秋がいつも振り回されている。
さらには、周りのキャラクターがまたいい。
それぞれの個性でそれぞれの道を歩んでいる。
この青春群像的なところも魅力の一つ。
私は黒木君が好きなんです。
ちょっと暗いですが・・・。
留学したての落ち込んでいたあたりは、リアルですね。
のだめの正体がはっきりわかって幸いでした!
そして、何よりこのクラシックという大舞台。
一般的には、難しく退屈と思われるテーマをよくぞここまで親しみやすくしてくれました。
コミックだと、わかりようがない“音”が、
TVや映画ではホンモノ。
これがTVドラマ化の最大の功績です。
この映画中の千秋指揮するマルレオケの「1812年」には
本当に感動してしまいました。
思わず拍手したくなってしまうほど。
さらには、主演の上野樹里と玉木宏。
もう、この役はこの二人以外考えられませんね。
二人がそろえばそれだけで、のだめワールドができあがる。
星空を眺めながら二人が語る、音楽の深淵。
カンタービレの語源。
美しい場面でした。
ギャグをかましながらも、ふとこのようなロマンチック。
いやあ、やめられません。
待たれる後編!。
2009年/日本/121分
監督:武内秀樹
出演:上野樹里、玉木宏、瑛太、小出恵介、ウエンツ瑛士、ベッキー、竹中直人
自分は、ドラマもコミックも読んでいないので、なんともこの作品については言えないのですが、
映画館に行くと長蛇の列なので、人気があるんだなぁと思ってみてます。
たしかに、映像だからこそ、音を体感できますね。
この物語の魅力は、とにかく楽しい、の一言に尽きます。
ですがドラマの方は、初めての方が見ると「なんだこりゃ?」と思うこと間違いなし。なので、全く初めての人にはあえてオススメは出来ません・・・。
映画はストーリーも途中からなので、TV版の始めから見ていただくしかないんです・・・。
けれど、見始めるときっとはまります。
それだけの時間が取れるかどうかが問題ですね・・・。
もちろんコミックもオススメ!