ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

さぁ、素材は撮った!菜の花座プロモーションビデオ

2018-06-13 09:14:59 | 菜の花座

 なにぃぃぃ!照明器具が見つからねえ?だとぉぉぉ!!

 いやいや、他人様のものお借りするんだから、居丈高にごしゃいたり(怒ったり)できねえんだけどさ。スタンド付きの凸1KWの灯体なけりゃ撮影なんてできないんだぜ。そいつぁ、作業灯のべた明かりで芝居作るようなもんだ。裸電球の下でフランス料理食べるよなもんだ。陰影だって雰囲気だって、なにもあったもんじゃない。だいち、部屋中まる写りだろ。ああ、公民館の一室ね、こんな場所でやってんだぁ、って、わかってもらってどうする。稽古風景の撮影じゃないだぜ、プロモーションビデオ撮るんだからな。でかい顔してイライラと命じた、再度の捜索を。ごめん。

 幸い見つかった!灯体。大慌てで、音響、照明セットして、いつもの稽古場を急遽スタジオに仕上げた。で、撮れた写真がこれだ。

 昭和のモダンガール。男たちに翻弄される駆け出し記者東子。

 次は、型破りの女性講談師兼女優の紅蘭女史の洒落男のダンス。

 踊ってる最中にシャッター押したから、ちょっとぶれてるのがご愛敬。昭和モダンを表現する映像。

 昭和の女たちは青春を謳歌するばかりじゃなかった。家族のくびき、社会の抑圧にも呻吟した。自立する女を目指し家を出る野生子と未練を断ち切れない夫竜介。

 足抜け女郎の乙子。痛ましいその境遇に共感する女性記者繁。

 2台の照明器具をあっちやりこっちやり、テーブルの上に上げたり下ろしたり、苦心惨澹。ともかく何の変哲もない公民館スペースをいわくあり気に見せなきゃならない。いやぁ、苦労したぜ。こき使われた照明補助の二人、灯体の熱で火傷負いながら?こちらの無理無体に応えてくれた。

 全体に暗いシーンばかりになったが、これは周囲を写り込ませないためのテクニック。プロならもっとできるんだろうが、まっ、俄かカメラマンとしちゃまずまずじゃないか。それと、設備も装置もほとんどない中だもの。ビデオの方には、トランクとか蓄音機とか、道具屋さん自慢の道具類もばっちり入ってるはずだからお楽しみに。

 もちろん、スチル写真撮るのが目的じゃない。あくまでビデオ動画。9シーンほど、各シーン何十テイクも撮影した。ここから選んでつなぎ合わせる編集作業。こりゃ大変だぁ、今日1日のまるまる仕事だな。農作業なんてやってらんねえぞ!ジムで走ってなんかいらんねえからな!って言ってるそばから、あっ、スイートコーンとバジルとつるむらさきの苗移植しちまわなくっちゃ!なぁんてね。

 

 

 

 

コメント
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