ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

走るのは何のため?

2016-12-16 09:42:15 | ランニング

 外は一面の雪景色!とうとう根雪だよ。ランニングもほとんどジムでのハツカネズミ走り(ランニングマシーン)、これもついつい出かけるのが億劫になって、ストーブの前で丸くなる。

 いかんいかん!体調、狂うゾ。頭はぼーっとなるし、目はかすむし、食欲は減退するし、快眠も遠ざかる。そうとも、夜中、トイレ行きが増える!夜間頻尿、これが一番の問題だ。

 なんせねぇ、夕食後は寝る直前まで水割り飲み続けだろ、尿量増えるわけだよ。アルコールは利尿効果大だってことだし、それに水分の過剰補給。夜中はトイレに各駅停車だね。

 多い人だと一夜に4回とも5回と行くって、まっ、僕の場合そこまでひどくはないが、時には3度なんて夜もある。寝室は2階にあるから、寝ぼけ眼と朦朧意識で階段降りるてのは、危険極まりない。昨年は朝方最上段から空中滑空して、背骨を強打、肋間神経痛で接骨院通いを余儀なくされた。慌ててスベラーズと手すりを備え付け、そろりそろりと降りることで、一先ず危険は回避できている。が、できれば夜中は熟睡したい。暖かい寝床からはい出したりしたくない。まして、真冬は。

 走った日は、この夜行便とはおさらばできる。朝まで快眠、快適目覚め。これ、大きいよね。だから、怠けの虫も押し殺して走りに出かける。

 でも何故なんだ?走ると何故、夜のトイレ通いが減るんだ?

 たけしの家庭の医学?でも特集されたんだってことだけど、そこじゃ足のむくみを運動で解消するからってことだったって。うん、まっ、そんなこともあるかもな。でも、も一つインパクト不足だよ。足、むくんじゃいないし。もっと、積極的に、尿関連の働き、例えば膀胱の機能とか、ないのかなぁ。

 実際に尿量測ったり、摂取水分量記録したりしたわけじゃないから、あくまで直観なんだけど、走った日の夜は尿の量が少ないって気がする。その理由、汗かいて体内水分量が減るからなのか?とも思ったが、出した汗の分くらいは、水分補給するから、それはない。僕の勝手な空想、体中の細胞が元気になって水分を欲してるから、なんて、どうだろう。あるいは、抗利尿ホルモンが運動で出やすくなる、なんてこともあるかもしれない。尿が少ないから、夜中、排出に置きだすこともない。

 次に感じてるのが、膀胱回りの筋力増強ってことだ。走るようになって、尿漏れとかほとんどなくなったし、尿意を我慢できる時間も長くなった。膀胱が大きくなったのか?排尿をコントロールできる筋力が着いたのか?ここらもポイントだ。

 これを説明しているネット記事もあった。骨盤底筋って筋肉を鍛えると、頻尿や尿漏れを予防できるって話が載っていた。肛門の筋肉を収縮させて、この骨盤底筋を鍛錬するトレーニングも図解されてた。老人介護施設で実施してるってことだから、信頼できそうだ。

 と、まあ、いろいろ調べてみたが、運動が夜間頻尿防止に効果的な理由は十分解明されていないようだ。でも、間違いなく、効果絶大だから、騙されたと思って走ってごらんよ、夜中のトイレで悩んでるあんた。

 さっ、走りに行ってこよ。

 

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やり遂げた出前公演20回!認知症サポートコント

2016-12-15 10:47:48 | コント

 大変だった、と思う。こっちは台本書いて演出して終わりだから大したことないが、続けた役者たちは偉い。半年で20回公演!てことは、月に3回以上。時には週2回なんてこともあった。回った先は川西町内の小中高すべてと敬老会や地区公民館。どこの会場もほぼぶっつけ本番状態。反応も様々で、受けては喜び、白けては落ち込みの日々だったようだ。

 出演者は3人と時々駐在さん。

 主演の認知症老人は代役など考えられず、代表の雄太朗さんが演じ通した。脇役の妻役、娘役は、5人の役者が交代しながら務めた。学校だけということで、気楽に受けた町からの申し出だったが、予算がついたとかで、一気に20回公演にノルマが跳ね上がった。上演時間は10分前後と短いものの、その都度出かける手間を含めればほぼ半日仕事、みんなよくやった。中でも、雄太朗さんの頑張りは、お見事!さすが菜の花座代表!

 回数多すぎて途中気が滅入る時もあったようだ。そりゃそうだ、菜の花座としての公演は同時進行しながらのことなんだから。でも、半分を超えるあたりから、メンバーたちも楽しんで出かけるようになっていったみたいだ。なんたって、お客さんの前で演じられるてのは、役者の喜びだからね。

 見た人たちの反応も良好、やればやるほど役者たちの知名度も上がって、これもまた気持ち良かったんだろう。やり通すことで学んだことも多かった。お客さんの反応を見ながら進めるアドリブ力とかもアップしたし、演技力も向上した。何より自信がついた。20回完投を報告した時の代表の満足そうな表情。無理してやって本当に良かった。

 依頼主の町健康福祉課も予期した以上の成果に気を良くしたようで、来年もぜひお願いしたいとの話しになっている。有難い提案だ。主演者もその気十分のようだし、また、新作を準備して町内を回らせていただこう。

 こうやって、菜の花座も力をつけていく。やっぱり、外に出なくっちゃ。殻を破らなくっちゃ。

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昭和初期の衣装ってどんな?『流れ旅 匂うが紅』押し寄せる難問の大波小波!

2016-12-14 09:50:36 | 演劇

 なんだって昭和初期なんて時代設定にしたんだい?!もう、やたらハードル高すぎだぜ!って、今更なんだよ、悔やむのは。

 『お遍路颪』は明治だったし、『女たちの満州』は戦時中、『クロスロード』も現代から終戦直後に遡った。どうも、昔に引っ張り込まれてるなぁ。別に懐古趣味なんかじゃない。今の時代にはない、厳しさとかひたむきさのようなものがあるんだ。ちゃらちゃら暮らしてんじゃねえよ、って刃を突きつけてくるような感じ。もっと真剣に生きろ!って。

 で、書いてしまって苦労する。言葉使いとか、身ごなしとか、髪型とか、着てるものとか。そう、一番の悩みは、衣装なんだ。材質が違う。デザインが違う。見つけるの大変!稽古日には必ず古着市が立つ。稽古場一面に広げられた着物、帯、羽織、背広!これどう?こっちは?それじゃぁ、こいつ?次々に肩に掛けて僕の前に立つ。即座にダメ出しをすることもあれば、まず着せてみて判断することもある。衣装そのものが良くても、役者に合わないってことだってしょっちゅうだから。

 役者の好みってこともあって、若い奴らの場合、自分で着たいものを指す出すってことも多いんだが、そんなものはすべて却下だ。お気に入りを探してんじゃない。芝居にふさわしい衣装が欲しいんだ。

 着物なんて、伝統衣装だから、そんなに悩まないでしょ、なんて、甘い甘い。柄も違えば素材も大違い。菜の花座や置農演劇部のコンテナ数個分の和装ストック、ほとんど、今風で使えない。特に、当時の女工さんの着物?ないない。だいたい、あの粗い織の木綿地なんて、ほとんど手に入らないから。古着屋さんに出てるとしても、婆さんのたつきくらいだもの。

 当時の役者の恰好、これまた、うーん?唸ってしまう。普段着、舞台衣装、それぞれに要求が違う。鬘の問題もあるが、それについては、次回書く。

 男物だって、難儀する。洋服もずいぶん変わってるから。布を見ただけで、あっ、それ昔にゃないってわかってしまうし、形も微妙に違う。例えば、胴回りのテーパードの具合なんかも微妙に違う。まして、当時の大金持ちの洒落者!なんて条件が厳し過ぎる。座長に言い寄る小金持ちの小屋主、なんてのも、かなりの難問だ。

 リサイクルショップ回りしたり、蔵から爺さんの洋服引っ張り出したりと、座員たちの苦心惨憺が続いている。菜の花座出演者12人、ほぼ全員が3回衣装替えをする。容易なこっちゃない。でも、これを疎かにしたら、舞台ちゃちなものになる。最後の最後まで、探し物が続く。

 

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書き割り大公開!『流れ旅 匂うが紅』

2016-12-13 10:08:17 | 演劇

 装置作りの匠O君が顔を見せなくなってから、ひたすら手抜きに走っていた舞台装置。ここに来て一気に復活の兆しだ。

 道具作りの達人、装置製作の虫、装置マニア、Tさんが加わってくれて、菜の花座の舞台が格段にアップしつつある。前回菜の花プラザシニア団『クロスロード』では見事な出入り口や電飾華やかなステージで舞台を盛り上げ、シニア5期生公演では、車椅子ごと入れる棺桶を作って、観客をあっと言わせた。今回の『流れ旅 匂うが紅』でも、大衆演劇の書割8枚を美しく完成、さらに道具類も本物そっくりに仕上げてくれている。きっと、また、お客さんからは、装置が素晴らしかった!って声が上がることだろう。

 Tさんに刺激を受けて、ってわけじゃないが、これまでも舞台美術を担当してきたk画伯も日本おとぎ話風のほんわかと心温まる書き割りや、篭の鳥、「花嫁人形」のバックに飾る折り鶴なんかも清楚に書き上げてくれた。それから、花札の梅に鶯の札も。

 僕も負けずに、旅役者の衣装箱を4つも作ったが、手抜きは歴然!お客さんの目に晒されないよう配置を考えにゃならんなぁ、って、おいおい、何のための道具だよ。でも、まぁ、時間もないことだし、ここらで装置や道具は一段落して、本筋の芝居の方の質を上げて行くことにしよう。装置は立派だ、でも、演技がねぇ・・・・なんて言われないように。

 着実に力を付けて来てるなぁ、菜の花座。小道具はFさんに頼めば、いつだって驚くような見事な品物が届くし、装置はTさん、絵はKさん。役者の方も、シニアが加わって、ぐっと厚みを増した。あとは、若手だなぁ、欲しいのは。公演のたびに声を掛ければ、喜んで?駆けつけてくれる置農演劇部OBは増えてきているけど、腰入れて一丁頑張っかぁってのはまだ現れない。若さの勢いで、あれやりたい!これ挑戦したい!って言ってくれれば、全面的にバックアップできる体制はあるんだけどなぁ。外から見ると、そりなりにステータスとして近寄り難いものになってるのかもしれないな。

 まずは、この勢いを生かしながら、さらに良い舞台、多彩な芝居、愛される公演を作り続けるしかないのだろうな。

 

 

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誕生プレゼントのアマゾンギフト券、さて、何に使おうか?

2016-12-12 12:05:47 | 暮らし

 息子から誕生日のプレゼントが届いた。こういうとこ、親の僕とは大違い、実に律義な男なんだなぁ。あっ、律義なんて言っちゃいかん、心優しいとか、気配りできるって言わないとね。そう、貰ったんだからね。

 昨年は、ニッカの高級ウィスキー2本の詰め合わせだった。親父が安酒党宣言なんぞしたもんだから、体に悪いから良い酒飲め、って送ってきた。有難いような余計なお節介のような・・・、お陰で、美味い酒の味覚えてしまって、逼迫する家庭経済を顧みず、スコッチもモルトウィスキーなんどに手を出すようになってしまった。と言っても、無い袖は振れない、すぐに金が底ついて安酒に回帰したけどね。

 今年はそんな事情を知ってか知らずか、アマゾンのギフト券を贈ってきた。うん、やるな!まあ、これなら、こちらの欲求に応じた使い道ができる。大切に使わせていただこう。

 さて、何に使うか?特に今すぐ欲しいってもんもないしなぁ。かと言って、贈り物となると、いつまでも取っておくてのもなぁ。これ、これ買ったよ、ありがとう!って伝えたいしねえ。そうだ!あれが良い。

 家庭用の真空包装機。ほら、あれがあれば、漬物をパックしてあちこち送れるし、年末のお餅の発送にも役に立つ。調べてみると、中古ならギフト券の範囲以内、よしっ、決ぃぃぃめた!

 届いた真空パック機、山善フードパックFDP-430。早速、青菜漬けをパックしてみた。

 汁気があるとバキューム機能は使えないってとこがちょっと残念だったけど、まずはしっかりとした袋に密封できればそれでいい。これで大量に作った青菜漬け、一人で持て余して、酸っかくすることもないだろう。もらった人も多分喜んでもらえると思うし。もちろん、息子一家にも送れる。

 クリスマス公演終わったら、餅ついて、そっちは真空パックで送ろう。長期保存漬けの青菜も添えて。それが我が家のお歳暮だ。

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