宇部小町の手入れの様子を記録に残しておきましょう。
どんなふうに咲かせられるのか、スタートは剪定・誘引からはじまります。
剪定・誘引前の姿です。
宇部小町を板塀に誘引をするも、板塀のすき間が狭いため誘引がはかどりません。
夫につくってもらったひもを引っ張り出す道具使っても、誘引作業がなかなか進みません。
見かねた夫が、畑でブラックベリーを誘引していたワイヤーメッシュを板塀に貼り付けたら、誘引しやすいだろうといって、とりつけてくれました。
トレリスのようなものですね。
こんな具合に設置しました。
畑で使っていたワイヤーメッシュは錆びが目だってきたので、ペンキを塗り直しました。
もちろん、塗ったのは私です。
私でも、できることって言ったら、こんなことくらいなんです(笑)
これを設置したおかげで、誘引のペースは格段と早くなりました。
板塀に、このワイヤーメッシュをどのように取り付けたかといいますと、垂木を小さく切ったものに、溝をきり、そこにメッシュをはめ込んで、風が吹いても揺れないようにしています。
上部にとりつけたところを正面から見ています 横からみると
下部と中央に取り付けたものを横から見ています。
途中まで誘引した枝は、取り付け作業中、板塀から紐をとり直して、枝を束ねています。
この時、いっきにすべての枝をひとまとめにするのではなく、1本の枝から派生している横枝を1つにまとめていきます。
全ての主幹となる枝を1つにまとめたら、ここで初めて一緒にしておきます。
夢乙女に比べて成長が緩慢だった宇部小町も、ようやく植えた場所に適応してくれたようです。
元気なシュートが沢山伸びているでしょう。
ほら、みてみて、1輪花が返り咲いている。 12月中旬だというのに・・・
さあ、これで、宇部小町を誘引できるわ。
本数が意外に多かったので、3年目の枝と細くて短いシュートは根元から鋏を入れ、ばっさり整理しました。
残した枝の中から、成長のよい枝を、まず1本をとりだし、誘引していきます。
あとは、すき間のあるところに、枝を誘引していくだけです。
ものの本では咲かせたい場所に枝をもっていくと書いてありますが、ステムの長さ等で咲く位置が色々なので、それが、いまだによくつかめていません。
それで、枝の全体の流れが、ここまでもっていきたいとか、ここはスペースをあけたいという感じで、誘引しています。
今回の誘引した姿はこんな感じになりました。
昨年シュートが沢山出たので、トレリスに誘引された宇部小町は、思いのほか多かったです。
宇部小町はミニのつるバラなので細枝にも花が咲きますので、枝と枝の間隔は5~10cmくらいでしょうか。
ついでに、同じ区画に植えてある、ブレーズの誘引姿も載せておきましょう。↓
宇部小町と比べると、枝も太く、花も大きいので、枝と枝の間隔は
15~20㎝ほど空けています。
誘引の途中でトレリスを設置したことにより、昨年の12月5日からはじめた作業は12
月16日に終了することになりました。
実家からの通いということもありましたが。
この冬の剪定・誘引はまだ続きます。
次回は夢乙女をレポします。