今日は暴風のため、ガーデニングはお休みです。
中国からPM2.5を巻き込んだ黄砂が飛んでくるというニュースがこのところ頻繁に流れています。
スギ花粉だけでも大変なのに。環境汚染物質までが・・・・
私たちが住む環境を安全で美しいものであるようにと誰もが願っていると思いきや、そうでもないのですね。
経済を優先し、あげくの果てに日本企業のせいにするのですから。悲しいことです。
というわけで、今日はしばらくお休みしていた愛犬てりーちゃん物語(16)をお届けしましょう。
≪愛犬テリーちゃん物語(16)~お騒がせなテリーちゃん~≫
テリーちゃんは車酔いするのに、車が大好きな子です。
私たちにおいて行かれては大変と、そわそわと玄関と茶の間を行ったり来たりするのですよ。
特に出かけるそぶりを見せてもいないのに、私たちが出かけようとすると決まってです。
その場の空気を読めるのでしょうね。
犬の洞察力には本当に感心させられます。
さて、ある年の夏の夕暮れ近くのことでした。
いつものように、テリーちゃんを車に乗せて、家から7~8分位のところにあるガソリンスタンドまで行った時のことです。
給油を終えて自動洗車し、仕上げの水拭きしていました。
この間、テリーちゃんは ”抱っこして”としきりに窓に向かって手をばたばたさせています。
と、その時です。中でカチッと音がしました。どうやら足で車のカギをかけてしまったようです。
私が驚いたのをみて、テリーは吠え始めました。
私は ”しまった” と後悔先に立たずです。
ガソリンスタンドのお兄さんに事情を話すと、いろいろチャレンジしてくださいましたが、一向に開きません。
私は、家に帰って合鍵を持ってきたほうが早いかと思い、”どなたか車で送っていただけませんか”と無茶苦茶なお願いをしました。
テリーちゃんを早く車から出してあげたいと必死だったのですね。
スタンドのたぶん店長さんだったと思いますが、お店が忙しい時間にも関わらず快く願いを聞いてくださいました。
スタンドのお姉さんに家まで送っていただいて、合鍵を持って急ぎガソリンスタンドに戻ると、なんとテリーちゃんがスタンドのお兄さんに抱かれているではないですか。
”カギ開けられたんですか?” ”カギを開けたのはわんこちゃんです”
テリーちゃんが車の中を歩き回っているうちに、自力で開けたのだそうです。
これを目撃したガソリンスタンドのお兄さんは、すぐさま車からテリーちゃんをだし、私を待っていたということでした。
それにしても、お騒がせな飼い主(私)ですね。
ガソリンスタンドの皆様、その節は大変お世話になりました。ありがとうございます。
テリーちゃん、ごめんね。お母さんが悪かったね。
この事件以来、大いに反省し、テリーちゃんを一人(匹)車におくようなことはしません。
もちろん、合鍵は必ず持ち歩くようにしました。
現在、乗っている車はカギを差し込む必要がないので、このような事件は起こる心配がなくなりましたけどね。
ところで、ガソリンスタンドのお姉さんに何故、家まで送ってもらったのか不思議に思われるでしょうね。
家に電話して、合鍵を持ってきてもらえばいいだけのことなのに。
実はこの時、ちょうどというか、あいにく、夫は不在だったのです。
家には誰もいないし、合鍵をガソリンスタンドまで届けてくれる人がいなかったのですよ。
小さな子供やペットは、ときに、私たちが予期してないことをやってしまいます。
どこに、危険が潜んでいるかわかりませんね。
自戒させてくれた事件でした。