平城京跡で、安芸国の国分寺(東広島市)と同じ笵型で造られた軒丸瓦が市埋蔵文化財調査センターの調査で見つかった。
瓦は複弁八葉蓮華文軒丸瓦(直径約16cm)で、同型の瓦は平城宮跡や寺院からは見つかっておらず、平城京専用の瓦として役所の倉庫などに葺いたとみられる。木製の笵型を地方の国分寺建立に回したとみられている。
瓦に残る笵傷は安芸国分寺の方が多く、平城京から国分寺建立に回したとみられる。
天平13年(741)に国分寺建立の詔(みことのり)が出されてから、安芸国分寺は15年ほどで伽藍が整ったとみられている。
出土した軒丸瓦は11月1日から市埋蔵文化財調査センターで始まる秋季特別展「平城の甍(いらか)」で展示される。
[参考:奈良新聞、読売新聞、産経新聞]
瓦は複弁八葉蓮華文軒丸瓦(直径約16cm)で、同型の瓦は平城宮跡や寺院からは見つかっておらず、平城京専用の瓦として役所の倉庫などに葺いたとみられる。木製の笵型を地方の国分寺建立に回したとみられている。
瓦に残る笵傷は安芸国分寺の方が多く、平城京から国分寺建立に回したとみられる。
天平13年(741)に国分寺建立の詔(みことのり)が出されてから、安芸国分寺は15年ほどで伽藍が整ったとみられている。
出土した軒丸瓦は11月1日から市埋蔵文化財調査センターで始まる秋季特別展「平城の甍(いらか)」で展示される。
[参考:奈良新聞、読売新聞、産経新聞]