以前ブログにも取り上げた、元研数学館の豊島先生。勤務校進路部に届いた情報誌、「大学はここまで進化した。」の巻頭言にお名前を見つけた。
先生は「大衆化する大学教育」「リベラルアーツ型の徹底」、「大学のグローバル化」「高度職業人養成の大学院」という観点から分析されていた。おもしろかった。
現在の高校生の保護者世代は1960年代生まれだろう。もちろん若干の前後の幅はあっても、保護者世代は大学等への進学率が全国平均で35%前後だったはずだ。それが現在では過半数。結果として大学は、保護者世代に比較すれば、多様な学力幅の学生、学習ニーズに応える(応えざるを得ない)一般高等教育機関になった。これが僕は先生のいう大衆化だと思うのだが、それがなかなか保護者には伝わらないことでもある。
…先生の巻頭言のページだけでも、印刷して保護者に配りたいと思った。
以前のエントリはこちら。
2006.08.24、「ナガセ 進学塾「四谷大塚」を買収」